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Introducing S-Works Tarmac SL6 Sagan SuperStar
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2017.11.04     カテゴリー :   未分類

Introducing S-Works Tarmac SL6 Sagan SuperStar

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さて、フレームが届いたのはいいが、組んでもらうのにお店に預けて約3週間ほどかかってしまいました。まぁ、色々あるにはあったんですがそれにしても、ちょっと時間かかりすぎな感じ

ちょうどそのころ、私の異動(単身赴任)が決定。久々の千葉への異動です。まぁ、以前から神奈川(三浦半島)とか千葉の希望は出していたのですが。
とにかく田舎の方に行きたかったんですよね。
新しい住まいは木更津のはずれ。もう、何にもない。すごくすごく不便。だがそれがいい。

どちらかというとみんな行きたがらないとこなので、すぐに希望が通ると思っていたんですが、五年近くたってやっとな訳です。

ともあれ、引っ越しやら異動の引継ぎやらでもうTarmac SL6を受け取ってから全く乗れてません。
雨だらけだったのもありますが。

で、Tarmac SL6を組む際の注意点ですが、ハンドルにスペシャのエアロフライバーハンドルを使うとエンド内臓タイプのジャンクションは使えません。通常の形状のハンドルなら問題ないのですが。
でもせっかく(セミ)エアロロードなのにエアロハンドルが使えないなんてどうなんでしょうね?

てな訳でジャンクションはステム下にぶら下げる形になりました。
また、KaneCreekのeeブレーキなんですが、フレームサイズが54だとリアがそのままだとつきません。56サイズだと大丈夫という話も。
やはりここはS-Works専用のeeブレーキ(というよりアダプター?)が必要となります。

ただ、メーカー欠品で、しかもいつ入荷するかわからないのでとりあえず105のダイレクトマウントのリアブレーキで当面しのぐことになりました。

フレームの重量の話ですが、某ITさんのブログで詐欺に近い(とまでは言ってないけど)みたいな書き方をされておりますが、それを見ていたのであまり期待はしてませんでした。
とは言え購入前は塗装込みで800gを下回るといいなと思っていたのは確かです。

因みにForzaさんというバイクショップの話ではフレームは小さいサイズの方がむしろ重くなることの方が多いそうです。一瞬「嘘だろっ!」とも思いましたが以前から疑問に思っていたことがありました。それはフレーム重量を公開しているメーカーはたいがい最小サイズではなく中間から下手するとさらにワンサイズ大きめくらいのサイズのフレーム重量を公表するのはなぜ?というものでした。

単純に一番軽くなりそうな最小サイズのフレーム重量を公表すればいいのに、それをしないのはメーカーの自信の表れでありやはりフレーム重量を公開するメーカーは良心的だなぁとお人好しなことを考えていたんです。

ですがそうではなく単に中間サイズくらいのものが一番軽く作れるという理由があるならつじつまが合います。

実際某ITさんの集めてきたSL6の重量データもむしろ大きめのサイズの方が軽くなる傾向にありますし、


そんなこんなで、今回S-Works Tarmac SL5からSL6に変更してどのくらい軽量化されたかというとですね。以下いずれもフレームは54サイズになります。

S-Works Tarmac SL5    7.19kg
S-Works Tarmac SL6    6.68kg
となりました。ペダル、サイコンマウント、ライトマウント込みです。
パーツ関係で変更したのはSTIレバーを6870から9150に変えたことで約60g
ブレーキをeeブレーキに変更したことで約90gと約150gほどパーツの方で軽くなってます。

SL6
フォーク(コラムカット前)346g
フレーム871g(ベアリングやボルト、リアエンドを除く)
シートポスト181g
計1398g

SL5
フォーク(コラムカット済)415g
フレーム1131g(ベアリングやボルト、リアエンドを除く)
シートポスト199g
計1745g

その差347g
さらに先に挙げたパーツの軽量化で約500gの軽量化です。
とは言えリアのブレーキがDuraからダイレクトマウントの105になったせいか総重量では6.68kgと
なりました。

クランクは9000Dura53-39 FD、RD、スプロケはアルテグラです。
ハンドルはS-Works AeroFly約240g、ステムはフィジークCyrano R1約134g
ケーブルはSTIについていたシマノの純正ワイヤー、BBは当初Wishboneを計画していたのですが、ショップで取り扱いがないということでプラクシスワークスにしようと思ったのですが、SL6のBB部分の穴の大きさを見ると意味なさそうというわけで純正のセラミックスワークのものを使用。

ホイールはフルクラム RacingZero Carbon、タイヤはリアにコンチGP4000S2、206gフロントはTufoCalibraLite148g、チューブはvittoriaのラテックスチューブ75gくらい?ペダルはDura PDR9100約233g、ボトルケージはS-Worksのもので約20gですね。サドルはS-Works Romin Evo134gといったところ。
ホイールをMavic Cosmic Ultimateにすれば6.5kgは簡単に下回れるとは思いますが、できればクリンチャーホイールでも6.5kgを切りたかったのが本音。

とは言え500gの軽量化は大きいですね。

インプレなんですが、まぁこちらのインプレが私が感じたのに一番近いインプレだと思いました。
レースレポの後のやつですね。最期の方はさすがに盛り過ぎな感じもありますが、長いインプレは読むのが面倒という方は上記のインプレを見ればオッケー。

ともあれ次回は上のインプレの補足というかなんというか。もう少し乗り込んでからお届けします。

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2017.09.22     カテゴリー :   ウェア

LAKE CX301はシューズ沼の救世主になりえるのか?

ツールが終わった頃フルームももうかつての力はなくなりつつあるとか言ったのは誰だ?
もう土下座レベルの強さですね。

それ以上に暑いブエルタを熱くしてくれたのがコンタドール!
2015のモルティローロ峠以来の鳥肌ものの走り。おかげでEmonda SLRがカッコよく見えて仕方ありません(笑)これはTarmacじゃなくエモンダか?と思っていたらショップからフレーム入荷の連絡が。。。
今回ブレーキを一部完成車に使われているee cycleworksのブレーキにしようと思っていたんで慌てて手配。ブレーキが届き次第ショップに持ち込む予定です。
ただ、Tarmac SL6の場合、リアブレーキはSL6専用のリアブレーキが必要になりそうです。
サイズによっては通常のee cycleworksのダイレクトマウントブレーキが付きそうなんですが。
なので当面はリアだけ105になるかも。

Dogma F10もカッコいいのだけど、あちこちで効くと評判のダイレクトマウントブレーキじゃないのとやっぱりバランスはTarmacの方がいいのでF10がそんなに欲しいと思わないわけです。
いや、正直に言うと高いから(笑)性能的にTarmacとぶっちゃけどっこいどっこいなところに見た目で20万余計に払うか?みたいな。でも白のDogmaF10はカッコいいんだよなぁ。

Look785もカッコはいいんだけど、やっぱりダイレクトマウントじゃないのに加えてハンガー下がりが気になる(BBの位置が高い)
ミッドフットクリートを試した時のサドルとハンドルを10mmほど下げた時のエアロ効果そしてコーナリングの安定感、特に安定感の違いは顕著でしたからね。785のハンガー下がりが65mm、今度のTarmac SL6は72mmと7mmも違います。ハンガー下がりの7mmの差はかなりの違いになると思います。逆に加減速の多いレースを走る人やダンシングを多用する人にとってはハンガー下がりが少ない方がいいんでしょうけどね。逆にダンシングを多用する人がハンガー下がりが80mmもあるTrekのDomaneなんか乗ったら苦労しそう。そういう意味じゃコンタドールは絶対Domaneには乗らない気がします(笑)

まぁ、フレーム選びにはそういう視点もあるよねって話です。あまりハンガー下がり(BB Drop)の話って見受けられないのですが、結構重要な要素じゃないの?と思っているので。。なんせカーボンの積層の変更でどうこうするのは難しい要素なので。

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さて、それでは本題です。LAKE CX301の話です。
予め言っておきますと、シューズのソールのしなりの話が出ますが、ソールの場合サイズによって剛性を調整したりはしていないと思いますのでサイズによってしなり具合も変わってくると思います。
また、もちろん脚力や体重そしてフレームやホイールの剛性によっても左右されると思いますのでそのあたりお汲み取りください。

因みに前回約5分341Wしかでなかった峠というか坂?を走ってみたところ今回は357Wと5.33倍くらいでした。まぁたいしたことない数値ですね。ただ20分くらいの峠を4W/Kgくらいでちんたら走ってたりはしますがなんせ今年に入ってから全力で走ったのは2~3回しかない、しかも前回から4カ月ぶりと考えると悪いんだか悪くないんだか。
まぁたかが5分の登りなのでシューズの差というより前回のミッドフットクリートが私にはあってなかったんでしょう。ただ、このなんちゃって(?)スクワット型ペダリングにしてからハムストリングスをほっとんど使わないんですが、これっていいんでしょうか?ちょっと不安になってきてます。


でCX301ですが、やはり軽い、片側41サイズ(256.5-26cm)でインソールなしで片側151gと154gと軽量で有名なGiro Empire SLXの41サイズよりも片側5g以上軽い。まぁさすがにEmpire SLXで慣れているので軽さにそこまで感激はありませんでしたが。

サイズを確認したかったのでキルシュベルグのオンラインで購入しました。が、本当は40.5と41.5が一緒にくる予定だったのですが、41.5はイエローが欠品のためホワイトを送りますとの連絡が。
それは良いのですが、届いた箱を開けてみると2足しか入ってませんでした。問い合わせてみると40.5が欠品中とのことで2足だけ送りましたとのこと。
本来は送る時に連絡が欲しいところでちょっとこのあたり不安が残りますね。

で、造りはなんというかペラペラという以外の言葉が見つからない。通常のシューズですと足首や踵周りにクッションがついているんですが、CX301はほぼないに等しい。とにかく余計なものは一切そぎ落としたという感じ。
ですので初めて足を入れた時は安っぽさを感じます。幅についてはEmpire SLXと同じくらいでしょうか?足指の感じもほぼ同じくらい。通常のシューズよりちょっと細目。ソール(ラスト)の反りはスペシャのS-Works6シューズに近い反り具合。写真で見たおおよその予想にたがわずといった感じで違和感ありません。

Boaダイアルを締めこんでいくとペラペラのアッパーが柔らかくフィットします。薄くてしなやかといわれるEmpire SLXよりもさらに薄くさらにしなやかな感じ。Boaのワイヤーのルーティングを見てもらうと分かるように片側6か所左右で12か所とつまりほとんど紐シューズのような締め具合でありフィット感も紐シューズのそれに近い感じ。とは言えアッパーのホールド感(力)という点ではやはりハイエンドモデルの紐や2ダイヤルのシューズには及びません。
とはいえ、熱成型できるBONTよりも個人的にはこういう柔らかいアッパーのフィット感の方が好みです。
足のむくみ等って走っているうちに変わりますからね。

ただ、注意が必要なのが、単純に足を入れてダイヤルをクルクル回しただけだと駄目ということです。詳しくは後述しますが、履くときにちょいコツみたいなものが必要です。それをしないとまぁフィット感及びホールド感は並み程度です。ただ、ちゃんとコツを使って締めこんでやると相当丁寧に時間をかけて結んだ紐シューズには及びませんが、結構近づけることはできます。


かかとのフィット感はギリ及第点というとこでしょうか?BONTの自然なフィット感やS-Works6のアキレス腱をガッチリつかまれるようなフィット感には及びませんが、Empire SLXよりはかなりましというところ。Empire SLXはかかとの部分が広めな上に柔らかいスポンジでおさえるだけなので足を入れた時はいいんですが、負荷をかけて踏み込むと少し左右にかかとがふらつく印象があるんですよね。CX301はかかと部分の剛性は正直あまり高くありませんが、まぁ足が暴れない程度には抑えてくれるというところ。

さて、それでは実際履いての走行感ですが、手持ちのシューズの中ではBONT VaporーSとS-Works6はソールはほとんどしなる印象はありません。
それに対し、Empire SLXとCX301は明確にしなります。ですので脚力等にもよりますが、どちらかというとEmpire SLXとCX301は剛性の高いフレームやホイールの組み合わせの方が活きるんじゃないかと思います。もちろんしなるフレーム等に合わないとは言い切れませんが。

実は私がCX301を買おうと思ったのもそこが一番大きかったのです。昨年途中からチューブラーからクリンチャーを使うようになったのですが、以前のインプレでも書いたようにMavic Cosmic Carbon Ultimateは非常にバネ感のあるホイールで実に気持よく走るホイールでした。このバネ感があるおかげで踏み込んだ時の反力というか硬さというかを吸収してくれるようなところがありました。
カンパのBORA Ultra50も多少しなりがありますが、CCUと比べると雲泥の差です。走っている時の気持ちよさもCCUの方が断然上でまたCCUで走りたいと思っていますが、コンチのGrandprixTTの転がりの良さを知ってしまうとなかなかね。一応VittoriaのCorsa Speedチューブラーも買ったのですが耐パンク性があまりよくないという話が多くて躊躇してます。

でクリンチャーのホイールであるFulcrum Racing Zero Carbon、これも素晴らしいホイールでした。個人的にはBORAよりもずっと出来がいいと思ってます。ただ、TarmacやDogmaに合わせるには硬すぎました。また、R-sysにしたのですが、Racing Zero Carbonほどではないにせよ、まだ硬い。ならばということでシューズでなんとかならんだろうか?ということで白羽の矢がたったのがCX301でした。

じゃあ、しなりのあるGiro Empire SLXでいいじゃないか?という話なんですが、いや、実際いいシューズだと思います。特に使われているカーボンソールが秀逸です。
上で書いたCCUに通じるバネ感のようなものがあり、踏んだ力をしなりで受け止めることで硬さを抑えつつしなりが戻る時に推進力にかわるような感じがあるんですよね。
なので踵のホールドの緩さが返す返すも惜しい。
そういう意味ではGiro Factor Techlaceが気になっています。こちらのインプレだと踵のホールドが改善されているようですし。

それに対し同じしなりと言ってもCX301のしなりはEmpire SLXとだいぶ趣が異なります。
アウトソールはほとんどしならず中空2層構造になっているミッドソール(インソールないと足の裏が触れる部分)がしなります。最初に使った時ミッドソールもあまりしならずこのソール思ったより硬いなと思いましたが30km過ぎから徐々にしなりを感じるようになってきました。

で、このミッドソールなんですが、Empire SLXと違い縦にも横にもしなります。
Empire SLXのソールが大げさにいうと跳び箱の踏切板のように踏んだらポーンと勢いを返してくれるような感じに対しCX301のソールはまぁぶっちゃけただ、しなるだけという感触なんですね。
駄目じゃんと思うかもしれませんが、これはこれで捨てがたい魅力があるのです。
というのもミッドソールがしなることによって足裏のフィット感が増し踏力がペダルに他のシューズより乗りやすい感触があります。インソールが静的フィッティングとするとペダリングのたびに合わせてくれるある意味動的フィッティングとでもいいましょうか?

TIMEのペダルやあまりグニグニ動くクリートだと分かりにくいかもしれませんが、動きの少ないクリートだと明らかにペダルに体重や踏力を乗せやすいのを感じます。
まぁ何度も書きますが体重や脚力、フレームやホイールのしなり具合によってはミッドソールをしならせることができずに効果を感じにくいかもしれません。

ともかくそういう訳で最初カント調整用のシムをはずし最近ではインソールもSolestarをやめてS-Works6についてきたおまけ?の軽量インソールを使ってます。正直インソールなしでもいいんですが、私足の甲がどちらかというと低めということもありインソールなしだと甲とアッパーの隙間が大きくなりすぎるきらいがあるんですよね。ですのでなんでもいいので手持ちで一番軽いインソールにしてみたわけですが全く問題なしという感じ。クリートつけてインソール入れても片側ほぼ200gというえげつない軽さを満喫しています(笑)

ということで、走っていて楽しいのはEmpire SLXですが、CX301も違った意味で大変いいシューズではあります。

では、欠点はないのか?いやいや、もちろんありますとも

まず、BoaダイヤルがL6という点、このL6は軽量で締めこむ時には微調整が効いていいんですが、ちょっとだけ緩めるということができません。ダイヤルを引っ張って全開放しかできないんですね。
ですので、締め込みすぎたという場合にはダイヤルを引っ張って開放→ダイヤルを押し込む→ダイヤルを締めこむという3アクションが必要になります。

次に歩くことがほぼ考慮されません。踵についている滑り止め兼すり減り防止のためのラバーヒール
と言われる部分ですが、まず、小さすぎて歩きずらい、そもそもゴムではなくプラスチック系の材質なため濡れた場所では滑りやすい。一応交換できるようにはなってますが、小さいので減りも早そうです。しかも小さいおかげでソールが傷だらけ。よく歩くという人には向きません。
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それから、これはシューズ自体に直接関係はありませんが、黄色という色は紫外線によって退色しやすいんですよね。半年ほど使ったS-Works6もあっという間に色があせてますし、黄色のソックスも
あっという間でした。調べてみると黄色の染料というのは退色しやすく退色しにくい染料だと鮮やかな黄色にならないそうです。ですので黄色のウェアやシューズを選ぶ場合はあらかじめ覚悟が必要です。長く使いたいなら黒か白が無難です。私のCX301もすでに退色はじまってます。

と、長々と書いてきましたが最後にCX301の履き方のコツ
まず普通にBoaダイヤルを締めると何が問題なのか?
単純に締めこんでいくと足首側の方が締まっちゃうんですね。2つ下の写真の数字がワイヤーのテンションとして数字が高い方がテンションが高い状態な訳です。
ダイヤルを回すにつれてもちろん足の前側も締まっていくのですが、それ以上に足首側の方が先に締まってもうこれ以上回せない状態になってしまうのです。

では、それを解消するためにはどうするか?簡単です。ダイヤルを回して締めこみつつ足の指で物をつかむように曲げていく、足指じゃんけんのグーみたいにすればいいのです。この時足の甲でアッパーを持ち上げるイメージで力を入れます。
               P1010299.jpg

すると足先側のワイヤーのテンションが上がり、足首側のテンションは下がるわけです。
2、3度足指を曲げたり伸ばしたりしながらダイヤルを回してワイヤーを締めていくと全体のテンションが均一化されていきます。特に指をグーにした状態からパーに戻す時にダイヤルを締めるようにすると効果大、最後に軽く締めこんでやればオッケー。


   イメージ写真 数字はワイヤーのテンション 左がただ締めただけ
   右が足の指を動かしながら締めた時のものと想像してみてください
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これでフィット感とホールド感がただ、ダイヤルを回して締めこんだだけの時より大幅にアップします。
いわば、紐とBoaの良いとこどりのようなフィット感。しかも緩みにくくなります。
紐シューズでもこれと同じかこれ以上のフィット感は得られますが、そのためには紐を結構丁寧に締めていかないとなりません。その手間と途中で調整したくなった時のことを考えるとね・・・。

もし途中で締め込み過ぎたと感じたら一度Boaダイヤルを引っ張って開放、すぐに押し込んでちょっとだけ締めこんでまた足指を曲げてその後ダイヤルを締めてやればいいのです。

という訳でCX301ですが、フィット感や踵のホールド感等すべてが最高、素晴らしいというものではないけどその分を軽量化にふったという造りな訳です。

ある意味これって凄いことです。そうとう手間暇と知恵を注ぎ込まないとここまでのものは作れないというのは想像に難くない。素晴らしいプロダクトだと賛辞を贈らせていただきたい一品です。

さて、次はほんとはOGKのAero R-1か最近手に入れたカステリのエアロスーツのインプレの予定でしたが、先にTarmac SL6のインプレかな?
特にカステリのエアロスーツは普段使っている(いや既にいたと言った方がいいかな)Raphaのエアロスーツやエアロジャージに比べて明らかに良かったんですが。
Raphaのウェアは2009年頃最初に手を出して以来ほとんどRaphaのウェアしか使っていなかったので井の中の蛙状態だったわけですね。
やっぱりRaphaはゆるポタ向けなんだなと改めて感じた次第です。まぁ季節的に夏も終わりなので忘れなければそのうちに(笑)


2017.07.23     カテゴリー :   未分類

Solestar コントロールブラックとFUSION-FLEXI+S そしてスクワット型ペダリングへの移行完了



ツールは今年も熱かった。というかいろいろありすぎでしょ?有力選手が初日から次から次へと。。
まぁそれでもフルームは強かった。なんだかんだで4度目ですからね。アシストが強すぎと言われながらもやはり本人に力がないと4度も勝てないと思います。

バルデも際どいながらもなんとか表彰台を死守。そしてジャイアントすごいですね。今年はジロも獲ってツールでポイントと山岳賞も獲るというね。一度GIANTにも乗ってみたい。

それはともかくちゃんと見てもらったわけではないので断言できませんが、おそらくデッドリフト型のペダリングからスクワット型のペダリングへ移行できたと思います。
実は過去に股関節と膝を同時に動かすペダリングも試していたことがあったのでそんなに苦労しませんでした。
まぁ本題でないのでさらっと書くと膝とか足首にはとにかく力を入れない。力まない。スクワット型、デッドリフト型というと足首が底屈(つま先が下がる)とか背屈(つま先が上がる)という点がフォーカスされがちですが、私的には全く足首には力を入れる必要はないし、上死点以外では意識もしません。
*7/24補足
重要なのは母指球に重心を載せることです。バスケやバレーで上にジャンプするときに自然に足首が伸びて底屈しますよね?あのイメージです。そのためには重心は母指球にないと難しいと思います。


逆に言えば上死点では踵を上げることを意識した方がいいと思います。(ただし力をいれずに)
上死点で踵が下がった状態で膝と股関節を動かしても大腿四頭筋を使いがちになるからです。
大殿筋を使うためには上死点で踵が上がっていることが重要だという気がします。そのためにはしっかり脚をあげることが重要です。
*7/24補足
上死点で踵があがっている状態の方がその後の踏み込みで重心を母指球に載せやすいという意味もあります。ですので踵を上げることが大事というより重心を母指球に載せる方が重要です。その上で足首が伸びている方が大殿筋が使いやすくなるのです。更に言うならば重心を母指球に載せるためにはある程度以上体幹に力がないと難しいとは思います。

話はそれますが結構、安易にサドルを高くする人が多いような気がしますが、個人的にはこれは結構大きな落とし穴になりがちなのかなと。

確かにサドルを高くすると一時的にパワーはあがるのかもしれません。ただ、ちゃんと脚をあげる意識と訓練をしないまま安易にサドルをあげてしまうと少し疲れると脚が上がらない→踏み足で引き足側の持ち上げるくせがつく
ということになりかねません。そうすると踏み足が下死点まで踏み込んでしまいかねないという負のスパイラルに陥りかねません。

ですのでまずはしっかり脚をあげる練習をする。サドルを上げるのはそれからでも遅くはありません。

で、スクワット型のための練習として普段からできることということで感じたのは階段の登りですね。一段飛ばしとかしないで一段ずつ丁寧に意識しながら踵をあげて母指球のあたりから着地しながら膝と股関節を同時に動かしながら登る。
スクワットよりも手軽ですし回数もこなせるのでまず神経系のトレーニングとしてはいいのではと思います。

さて本題です。Solestar BLKすでにほぼ2年近く使っています。一言で言うと素晴らしいインソールです。色々浮気してみましたが、結局Solestar BLKに戻ってしまうということを繰り返しています。

膝や足首が比較的安定し、パワーを出しやすい。これに尽きると思います。またインソール表面の滑り止め加工が秀逸で靴下に滑り止め加工なんて必要ないじゃんというくらい滑りません。
またこのインソールを使ってロードバイクでのアーチサポートってほとんど意味がないこともわかりました。

ただ、小さな欠点と大きな欠点が一つずつあります。小さな欠点としてはインソソールに厚みがあるので足の甲の高さやシューズによっては合う合わないが出てくる恐れがあります。幸い私の場合甲はそこまで高くないせいか使えないというシューズはありませんでした。

そして大きな欠点というか不満としては、重い。これに尽きます。
片側41サイズ(ほぼ26cm)で50gを超えます。両方合わせて100g以上。せっかくペダルだのシューズだのの軽量化にこだわってもそれをあっさりぶち壊すくらいの重量な訳です。
私としてはこれが不満でインソール沼から脱出できない状態な訳です。

そんな沼の中で出会ったインソールの一つがFUSION-FLEXI+Sです。
結論から言うとやはりSolestar BLKにはかないません。ただ、印象が非常にSolestar BLKに近い感じのインソールなのです。

最初にSolestar BLKからFUSION-FLEXI+Sに替えて走った時に感じたのは「あれ?インソール替えたよね?」というものでした。

そのくらいSolestar BLKに感触が似ています。その後自宅に帰って妻に片側にSolestar BLK、片側にFUSION-FLEXI+Sをシューズに入れてもらってシューズを履かせてもらいました。
まぁ簡単なブラインドテストですね。

でローラーに乗って漕ぎ出してみるとやはり最初はどっちがどっちだか全くわかりませんでした。
そのまま足先に神経を集中させて漕いでみてようやくわかったのは力の伝わり具合、剛性感などでした。力の伝わり具合で言うとFUSION-FLEXI+Sは母指球に体重が載りやすいのに対しSolestar BLKの方は母指球と小指球の両方に体重が載るという感じです。

また負荷をかけて踏み込んでみるとやはり剛性はSolestar BLKの方があるという感じです。
とはいえいずれも違いはごくわずかで実走で同じことをやったら路面からの振動や周りの音、視覚からの情報等で区別できる自信はありません。

Solestar のインソールの特徴としてアーチのサポートではなくくるぶしのあたりのサポートがよく言われる点ですが、実はもう一つ大きな特徴として母指球側は薄く、小指球側には厚みを持たせているというものがあります。

FUSION-FLEXI+Sの小指球側に薄手の発砲スチロールを切って貼り付けて厚みをつけてみたり外してみたりを繰り返すとその違いがわかります。

小指球側に厚みを持たせた方が母指球~小指球にかけて万遍なく力が伝わり結果的に足の裏全体で踏んでいるような感覚になるのとこれはなんとなくですが、下死点の通過がわずかにスムーズになるような感触があります。

重量は10gちょいFUSION-FLEXI+Sの方が軽いのですが、小指球に厚みを持たせるために何かを貼ると重量の差はかなり小さくなりますし、何よりも耐久性ですね。

FUSION-FLEXI+Sは半年で交換が推奨となっていますが、単純に年1万キロと考えると5千キロで交換、かたやSolestar BLKは3万キロは大丈夫と謳っていますので6倍近く耐久性がある計算になります。価格は半分以下ですが、剛性、滑り止め処理、耐久性等を考えるとFUSION-FLEXI+Sは決してコスパが良いとは言えなくなってきます。

なので私としてはSolestar BLKの方がおすすめということになります。という話で終わらせるつもりだったのですが、最近でたErgonとSolestarが共同開発したインソールも使ってみました。こちらはかなりおすすめです。このインソールはSolestar BLKに比較してほぼ10gほど軽量、もちろんその分剛性はおちますのでスプリントを多用する場合はおすすめはしませんが。

使用感はほぼSolestar BLKとほぼ同じ、違いは土踏まずの前の方に少し出っ張りがあるのですがこれの厚みが薄いのでなんとなくその部分の安定感が弱い。また滑り止めがSolestar BLKは素材自体に滑り止め効果があるのに対してErgonのインソールは洗濯板みたいな形状にすることにより滑り止めをしようとしているので最初妙に足の裏がごつごつするような感触があってちょっと不快でした。

ですが価格はFUSION-FLEXI+Sとほぼ変わらず(ちょっとだけ高い)使用感はほぼSolestar BLKに
近いのでお試し用としてはこちらがおすすめです。こちらを使って気に入ったらSolestar BLKを使えばいいのではと思います。

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最近使ったインソール達


そしてこれは蛇足というか余談に近いものがありますが、Bontのシューズの場合ですね、実はSolestar のインソールは不要だと思ってます。
というのもBontの熱成型できるシューズの場合、すべてかどうかまでは確認していませんが、前述のくるぶしの下あたりの部分を熱成型でサポートできるように変えられるんです。
ここを熱成型すれば膝や足首の安定感は増します。

そうすることであとは適当なインソールの母指球あたりを薄く削るか切ってしまう。あるいはなにか適当なものを貼って小指球の方に厚みを持たせたものを入れることでかなりSolestrに近くなるんです。
そうすることで軽量でなおかつSolestar BLKに近いサポートが得られるという訳です。
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左がFUSION FLEX右がSolestar BLK ここまで裏面が複雑な形状のインソール
はそうないと思う

ただ、私の場合やはりBontは全然履けない訳ではないのですがソールの形状が合わない感じでBontから他のシューズに履き替えるとすごくしっくりくる感じがあるですよね。逆に他のシューズからBontに変えると10分から20分くらい違和感があるんです。まぁすぐ慣れてなんともなくなるんですが。
ソールの反り具合が合わないんですよね。どうにもこうにも。

で、今話題の?Lake CX301を買ってみました。それで改めて手持ちのシューズを履き比べたんですが、CX301結構いい感じです。それと同時にEmpire SLXに使われているカーボンソールは改めて素晴らしいとも感じました。しなりが推進力に変わるような印象があるんです。

まぁ詳しくは次回以降で。もしかすると先にこれまた話題のヘルメットAero R1の話になるかもしれません。

ついでに書いとくと大物も予約してしまいました。S-Works Tarmac SL6です。ただ、こちらはあくまで仮予約です。ほんとは買うつもりはまだなかったんです。他社もモデルチェンジしたモデルが多く色々試乗してから考えようと思っていたんです。資金的にもコンポまで買えないですし。

ただね、Webでサガンモデルが一瞬で消えたのであれ?と思ってショップに問い合わせたらあっというまに予約で埋まってしまったとのこと、もしかしたらもう一本ならなんとかなるかもということでとりあえず仮予約という訳です。さてどうなることやら。。。

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2017.06.14     カテゴリー :   未分類

ミッドフットクリートポジション(土踏まずクリートセッティング)その2

新型Tarmacが発表されましたね。ほぼ、以前からの噂通りですが、見た目がBMCの新型SLR01とあまり変わらない。むしろSLR01の方が。。。
後ろ三角を小さくしてエアロ効果を上げてそうすると剛性が高くなりすぎるのか、チェーンステーやシートステーを細くして調整したというところでしょうか?
むろん、使われているカーボン自体もアップデートされているので単なる憶測ですが、乗り味が変わらずに軽量化とエアロ化が進んでいれば魅力的ですね。サガンカラーだとまぁこのカッコでもよさげだなぁ。グレーっぽい玉虫色の奴の方ですね。

もう一つ気になるのがボントレガーの新しいエアロ?ヘルメット。軽量化と通気性がよさそう。
ドーフィネでコンタドールが一瞬、GiroのSynthe被ってる?という見た目でしたが、Syntheは嫌いじゃないので個人的には気になります。

ジロも面白かったけど、ドーフィネもかなり面白かった。今年のツールは荒れそう?面白くなりそうで楽しみです。正直誰が勝つのか予想がつかない(笑)


さて、結論から言うとほぼ三カ月近く試してみたミッドフットクリートはやめることになりそうです。今回は結構長文ですので
興味ない方は早々に立ち去ることをお勧めします(笑)

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ギトさんのブログでバイシクルクラブの7月号でまたしてもミッドフットクリートポジションについて書いてあるとのことで買って読んでみました。
ペダリングにはスクワット型とデッドリフト型があるようでミッドフットクリートポジションはデッドリフト型の人に合っているとのこと。
そしてほとんどの方はデッドリフト型に分類され、私自身もデッドリフト型だと思います。

ではミッドフットクリートポジション合っているんじゃないの?と思うかもしれませんが
メリットもあるけど結局デメリットの方が大きい気がしました。ただ、エアロ性能の向上は
捨てがたい魅力ではあります。
ですので、前回も書いたトライアスロンやTTなどの競技では迷わずおすすめですね。
逆に初心者の方、バイクコントロールにかなり自信のある方以外にはおすすめはしません。
また後ろ乗りの方が合っているという方にはそもそも合わないと思います。

そのデメリットは何かと言うと、
1.ポジションが大幅に変わる。

端的に言うと、サドルやハンドルが大幅に下がることになります。幸い?私の場合股下が平均的な日本人の股下よりも3cm以上長く多少サドルを下げても見た目はそう悪くなかったのです。
BB-サドル高は727mm→714mmでした。またハンドルもちょうど10mm下げられべた付けできた上にステムも130mmとなりむしろ結構かっこいいかもという印象でした。

ただ、私の場合例外に近い話でありサドルを下げるのに抵抗ある方の方が多いと思います。
ハンドルも余裕がある場合は良いのでしょうが、すでにステムべた付けくらいに下げている方は苦労する可能性が高いと思われます。じゃあ、フレームをワンサイズ小さいものにすればというのはコスト的にねぇ。。しかもそれもまた別の点で問題が出てくるのです。
後述しますが、ただでさえタイヤとシューズが当たるのがさらに当たりやすくなるのです。

そしてポジションが大幅に変わるということは既存のフィッテングの法則?例えば股下×0.875などの係数等が通用しなくなるので自分の感覚であるいはパワーメーターを駆使してフィッテングできる方でないとポジションがでない、出せないのです。

2.直進安定性の低下とリアタイヤがロックしやすくなる。

ま、これはミッドフットクリートポジションに限らず前乗りポジションにすることで該当するのですが、ミッドフットクリートポジションにすると基本的には前乗りになります。
重心が前よりになるので直進安定性が低下し、ブレーキングの時にリアタイヤへの荷重が下がりロックしやすくなります。

ただ、直進安定性に関しては私は気になりませんでした。メリットのとこでも述べますがサドル、ハンドルを低くすることで重心が低くなり全体的な安定性が増すためです。

むしろ問題はリアタイヤがロックしやすくなる点ですね。特に下りは要注意です。
私は一度濡れた路面の下りでリアがロックしてこけそうになりました。
ミッドフットクリートポジションに慣れてきたところで気が緩んでいたのもあるのでしょう。
普通の感覚でブレーキングしたつもりがあっさりリアがロックしてビビりました。

3.フロントタイヤとシューズがガツガツ当たる。

まず、よほど道幅の広い道でないとUターンの時確実にタイヤとシューズが当たります。
狭めの道での右左折の時にも当たります。ダンシング時の蛇行はもちろんタイトコーナーでのコーナリング時にも当たります。
何もしないとタイヤと当たってシューズがボロボロになります。タイヤはゴムなので制動能力もそこそこあります。それがシューズに当たるわけですからね。
予期せぬところでいきなり減速してしまうので特に初心者の方には危険だと思います。
幸い私の場合あまり問題はありませんでしたが、そういう意味でもあまりコーナリングが多くないトライアスロンやTT向けかと思いました。(しつこい?)
P1010276.jpg 


4.圧倒的にスプリントやアタックそしてダンシングがしにくい。

まぁ、ミッドフットクリートポジションのメリットとして殿筋やハムでのペダリングがしやすいという点が挙げられるのですが、逆にいうとそれ以外の筋肉、特に大腿四頭筋が非常に使いづらいということになります。言ってみればギブスをはめられているような感じですね。
手首や足首にギブスをはめてテニスや野球、サッカー・・・ま、なんでもいいですがやっているところを想像してみてください。ミッドフットクリートポジションはそれに近いものだと思います。
少なくとも私には。

身体を使いやすくするというよりも、体の使える部分を制限して特定の筋肉を使いやすくあるいは特定の筋肉しか使えないようにするという感じでしょうか?
まぁ、色々試行錯誤したのでミッドフットクリートポジションでも多少は大腿四頭筋が使いづらさは緩和し、その気になればある程度大腿四頭筋が使えるようにはなりましたが、あくまでガチガチのギプスから緩めのギプスに変えた程度のレベルですね。

今回ミッドフットクリートポジションを試してみてクリートのセッティングに前後、左右、左右の角度だけでなくクリートの前後角度というのか、その影響が以外に大きいことに気付きました。
これはミッドフットクリートポジションだけでなく通常のクリートポジションの際にも使えるなというのが収穫でした。クリートを浅めにつけても殿筋が使いやすいポジションとかクリートを深めにつけてもスプリントをしやすいポジションとかも多少対応できそうです。
今回ある意味極端に角度を変えたというか変わってしまったので違いが分かりやすかったです。
またアンクリングがいかにパフォーマンスを落とすかというのも改めて身に沁みました。
誤解ないように言っておくとアンクリングが必ずしもすべての場面で悪いとは思いません。後ろ乗りで10時くらいのペダル位置から前に膝を押し出すようなペダリングをする際には悪くないと思っています。

ミッドフットクリートポジションをやめてしまうつもりでいるのでシューズにどういう対策をしたのか具体的には今回は書きませんがご要望があればまた書くかもしれません。

とりあえず、改造したS-Works6シューズでは対応しきれず、今はBont Vapor Sを改造して使っていますが、わかりやすいのでS-Worksの方の対策前と対策後の写真が下のものです。
これはあくまで私の場合のみで人によっては全く逆の対策の方がいい方もいると思います。
P1010278.jpg 左が対策前、右が対策後

ともあれ、雑誌の方では慣れればスプリントにも対応できますという話が載っていましたが、いやいやそれはないなという感じ、強いて言うならかなりのロングスプリントならまぁ。

そしてダンシング。これまた、ダンシングしにくいですね。これも対策後のシューズでだいぶよくなりましたが、やはり違和感が結構大きいですね。なんというかリズムがとりにくい。

5.パフォーマンスが上がった気がしない。ペダリングが窮屈に感じる。

ミッドフットクリートポジションに変えてパフォーマンスが上がったかと言われるとそんな印象はありません。雑誌ではミッドフットクリートポジションにしたあと通常のポジションに戻すとパフォーマンスが下がったような気がしたとSACRAの田中さんが書いていましたが、私の場合、むしろパフォーマンスが上がった気さえしました。ひと月以上ミッドフットクリートポジションで乗り込んでいて
まさにギプスが外れて自由に動かせるようになったような感覚でした。
だからと言ってミッドフットクリートポジションでパフォーマンスが下がったかと言われるとそれも違う気がしました。一定のペースで淡々と登っていくような場面では確かに悪くないと思いました。
殿筋やハムを使ったペダリングがなかなかできないという人にはいいかもとも思います。
ただ、久々に通常ポジションで乗った時の解放感と言ったら!

通常ポジションのドグマとミッドフットクリートポジションのTarmacを交互に乗ってみた印象としてはミッドフットクリートポジションで走るのはクランクをワンサイズ小さいものにした時の印象に似ていると思いました。足首の軌跡を見ると円が小さくなるので当然ですが、以前170mmクランクを使った時よりも窮屈に感じました。
ハンセンさんが長いクランクを使いたがるのもこのためかもしれません。
逆に今までより長いクランクを使えるポジションとも言えます。そう考えると登りやTTなどではやはり有利ですね。私も一瞬クランクを長くしてみたい衝動にかられましたが、さらに重心が前にいくこと、さらにタイヤとシューズが接触しやすくなることを考えるとやはり踏ん切りがつきません。

6.対応したシューズがない。あるいは高価。そして普通のシューズカバーが使えない、または非常に選択肢が限られることになる


基本ミッドフットクリートポジションに対応したシューズはほぼないに等しいです。前回ご紹介したギトさんが購入したリンタマンのシューズか雑誌に載っていたシューズ、あるいは完全にオーダーするか改造しかありません。リンタマンのシューズも雑誌に載っていたシューズもちょっとショボい感じは否めず本気でやるとなるとオーダーしかありませんが、かる~く10万円以上します。
ある意味消耗品ともいえるシューズに10万円以上はおいそれと出せませんよねぇ。
もし改造するならやはりBont Vapor Sがおすすめです。因みにVaporとVapor Sはソールの形状が変わっており、Vapor Sの方がいいと思います。

それから基本ミッドフットクリートポジションに対応したシューズカバーはないと思われるのでこの点も困ることになりますね。シューズカバーを改造するかオーバーソックスなど穴を自由に開けられるものでしのぐかということになります。いずれにしても意外に困る問題となりそうです。

それではミッドフットクリートポジションのメリット編

1.重心が下がって特にコーナーでの安定感が向上する

上でも書きましたが当初前乗りになることで直進安定性の低下を懸念していましたが、実際はほとんど気になりませんでした。むしろ重心が下がって安定感が増した効果の方が体感できました。
最初乗った時はサドルもハンドルも10mm以上低くなったので別のバイクに乗っているような感覚でしたが、特にコーナーで今まで以上に楽にこなせるのに驚きました。
これもミッドフットクリートポジションでの捨てがたいメリットです。

2.殿筋やハムが使いやすい。ふくらはぎが疲れにくい?

ソール先端から125mm以上(ペダルシャフト中心がね)かかと寄りにクリートをつけた時に、それまでとは別物のように殿筋やハムに負荷がかかるようになりました。125mmと130mmとの差は余り変わりませんでしたけど。
雑誌だと135mmだけど?と思うかもしれませんが、私の場合130mmを目標にしたのは海外のフォーラム等で足長の半分がいいという話が多かったのと、雑誌ではシューズのサイズが記載されていませんでしたが、テスターの管さんが足長27cmとちっさく書いてあったのでシューズのサイズも27cm、その半分で135mmでつじつまが合うなと推測したためです。
ですので足長26cmの私の場合半分の130mmでいいかと思ったわけです。

まぁそこまで下げると半ばいやでも殿筋を使わされる感じになるわけですが、逆にふくらはぎに関しては私にはわかりませんでした。もともと、ペダリングでふくらはぎを使うという感覚がわからず
ふくらはぎがつるというのも4年に一度あるかないか(オリンピックかよ!)くらいなんですよね。
まぁ追い込みが足りないだけかもしれませんが。
ともあれ、ふくらはぎが疲れなくなったとか使わなくなったという感覚はそもそも私にはわかりませんでした。もしかしたらふくらはぎが疲れる、つりやすい人にはミッドフットクリートポジションは一つの解になるのかもしれません。
また、ランではふくらはぎは使いますのでふくらはぎを温存できるという点でもしつこいようですがトライアスロン向きと思うわけです。
また、重心が前にいくせいか登りではペダリングが通常より軽く回せる気がします。
通常のポジションでサドルの前に座るよりミッドフットクリートポジションだと普通のサドル位置に座ってもいけるので長い登りになるほど有利かもしれません。


3.空気抵抗が減る。

前回にも書いたようにもともと私としてはこっちに興味があってやってみたという側面が大きいのですが、これは効果あったと思います。
今月号のバイシクルクラブではTTでそこまで大きな差はないようでしたが、もともと抵抗の少ないTTバイクよりも抵抗の大きいロードの方が効果はより大きいと考えられます。極端な例ですが、200Wを10%削減できれば20Wですが、300Wを10%削減できれば30W節約になるからです。
ロードバイクで時速50km/hだと私の体重では500W以上必要となりますから数パーセントの削減でも大きな違いとなるわけです。
時速30km/hくらいの巡行でもロングライドだとそれなりに差は大きいと思います。特に向い風を延々と走るような場合は疲れ方に差が出るでしょうね。
ボッチは誰も前を曳いてくれず話もできないので向かい風の中50km以上走る時とかつらいのですよ。まぁおかげでひたすらペダリングに集中できトレーニングにもなるんですが(笑)


4.ペダリングが真円に近づく、長いクランクが使いやすくなる?

これも今月号のバイシクルクラブに書いてありますが、確かにこれは感覚としてもわかります。
楕円リングとか必要なくなる(今は私使ってませんが)ねって感じ。
また、デメリット編でも書きましたが、ペダリング時の足首の軌跡が小さくなりますので、ワンサイズから2サイズ大きいクランクでも回しやすくなると思われます。股関節周りにも余裕ができますし。

TTやシッティングメインのヒルクライムではアドバンテージになると思います。いつか試してみたい
項目です。そういう意味では今のクランクが長すぎるんじゃないかと悩んでいる人も試してみる価値があるかもしれません。

P1010116 -1 これは通常ポジション



次回は2年以上使用しているSolestar コントロールブラックとFUSION-FLEXI+S
とBont Vapor Sとインソールの関係について、コンチネンタルGradprix TTのインプレもできれば
いいかな。











2017.05.22     カテゴリー :   未分類

ミッドフットクリートポジション(土踏まずクリートセッティング)その1

まず、最初にことわっておかなければならないのが、今の私だと効果を検証できないということです。
したがって、これから書くことは恐らくほとんどの方にとって有益な情報になりえないということはあらかじめご理解ください。

登坂拒否?登峠拒否?症とでもいうのだろうか、全く峠を登れない状態が続いております。
体調が悪いわけでもなく、自転車に乗るのがいやというわけでもないんですが、どういうわけか登りを全力で登れないんですよね。まじめにカウンセリングでも受けようか悩むレベルではありますが、特に日常生活や仕事に支障をきたすわけでもないだけに躊躇しています。

また、全く登れないという訳でもなく、例えば7~8割くらいの力(今の体重だと推定280wくらい)で楽というほどでもないけど、きついというほどでもないというくらいのパワーでは登ることができるんですよね。全力で登るのができないというだけで。

一昨年の春に急にヒルクライムに目覚めて昨年目標だった白石峠22分台を達成したので一種の燃え尽き症候群なのかもしれません。レースにも出れない、ボッチで走っているので身近に目標になる人もいないというのも大きいかもしれません。

数少ない、私のStravaのフォロワーの方は気付いているかどうかわかりませんが、セグメントである峠の入り口まで行って数百メートル走ったら戻って、また数百メートル走ると戻ってを繰り返し、結局ちんたら登っておしまいということの繰り返しなのです。走行軌跡を見るとこいつは何をしてるんだ?って感じ。

そんな中で今年初めて唯一最後まで(精神的に)たれずに全力で登ったのが、1.5kmの約5分ほどのセグメント。この時ミッドフットクリートにしての結果だったのですが、推定341w。

自分でも驚きの低さ。昨年のまだ全然調子が上がりきっていない時でも5分だと370w以上で登れたり
してましたから。

ただ、これはミッドフットクリートが駄目という訳ではなく実は大きな落とし穴があったんですね。
手持ちのシューズを改造して行ったわけですが、一度に土踏まずの位置にセットしたわけではなく最初、ソールの先端から109mmの位置から初めて115mm→120mm→125mm→130mmと徐々にクリートの位置を深くしていったので気づきにくかったのか、単に私が鈍かっただけか。
単純に土踏まずの位置にクリートをつければいいんだと考えて始めた試みは失敗に終りました。

画像1 

そして今、第2弾としてさらに別のシューズを改造して←こりない奴(笑)
実験中な訳です。
まずはその失敗談からはじめて話をすすめていきたいと思っています。
先に書いておくともしご自分のシューズを改造する場合はソールがなるべくフラットに近いものを
おすすめします。
アダム・ハンセンさんがなぜに真っ平に近いソールのシューズにしたのか、単純に好みの問題と考えていましたが、ちゃんと意味があってのことじゃないかと今は思っています。

もしシューズをオーダーして作る場合でも一度試してからの方がいいですよ。

前回比較的安い、お試しシューズの紹介をなんて書きましたが、なんともうすでに買われた方がいました。そちらを見ていただいた方が、詳しく分かりやすいと思うのでリンクを貼っておきます。


うん、男らしいタイトルだ(笑)ミッドフットクリートについて知りたい方にははずせないブログとなるでしょう。

長くなってきたので得意の?続きは次回へ(笑)

あ、ただ一つだけ言っておくと、登りの効果はわかりませんが、間違いなくミッドフットクリートが有効だろうという競技があります。

トライアスロンとTTですね。特にトライアスロンをやる方にはむしろなんでミッドフットクリートにしないんだと説教してもいいかもしれません。実は私がミッドフットクリートに注目した大きな理由でもあります。
ミッドフットクリートにするとサドルが下がります。サドルが下がるということはそれにともなって
ハンドルも下げることになります・・・よね?
つまりは前面投影面積が減るわけです。

私の場合で10mm以上サドルとハンドルを下げたわけですが、これ効きますよ。
40km/h以上でおっ?となり50km/h以上の速度だとおおっ!?というくらい違います。
人によっては20~30mm下げられる人もいるでしょうしそうなると効果は絶大だと思います。

半面、クリテとかスプリントが必要な場面では全く駄目ですね。
大腿四頭筋が使いづらいことこのうえもないという感じです。

というのも含めほんとに続きは次回以降へ(笑)







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