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シマノRC7(701)シューズ序 から脱線してペダリングとかサドル高さとか・・・
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天使か悪魔か?予想以上にペダリングに影響するファクター

2018.09.22     カテゴリー :   未分類

シマノRC7(701)シューズ序 から脱線してペダリングとかサドル高さとか・・・

さて、どっから書こうかという感じなんですが、前回書いたようにS-Works7シューズも結構いいんですが、やはりそれでもSidi Shotの方が好みでS-Works7は結局ひと月ほどで売却。やはりソールが硬すぎなのとペダリングの際に踵をあげた時にアキレス腱に少し食い込むような感触がいやだったんです。とはいえ指回りの余裕はS-Works6シューズはもちろん他のどのシューズより良く快適で単に履いた時のフィット感は過去最高のシューズでした。素晴らしく良かった。Sidi Shotのフィット感はまあ普通と書きましたがそれでも走るとSidiの方が良く感じるわけでやはりシューズ選びは難しい。

それと余談ですが、S-Works7は今まで使った中で初めてSolestarのインソールが使えないシューズでした。
今までより土踏まずのあたりの横幅が狭くなっておりSolestarを入れると土踏まずの部分が圧迫されて痛くなるんですね。このあたりは人によるんでしょうが今までどのシューズでもSolestarは問題なく使えていたのでこんなこともあるよということで。

ま、もちろんシューズとかヘルメットとかサドルとか個人差が激しい製品なのでぶっちゃけ他人のインプレなんかあてにすんな!とは言っておきます。言うまでもないことですが念のため。


しかしS-Works7を使ったことで、Sidi Shotのクリート位置の問題点もみえてきました。
とはいえこれはシューズだけの問題点というだけではなくペダルの問題もあるのです。

因みにペダルは今は一周以上回ってLookを使ってます。きっかけはDuraのペダルが値上げするという話があったので予備でもう一個買っとこうかと考えたとこから始まりました。3月の終わりころの話ですが。

で、見ると新しくなったLookの方がちょっとだけですが、安い。しかもスタックハイト(ペダルの厚み)はLookの方が高い、クロモリアクスルだと重量が変わらない。ペダルのリリースがLookの方が軽い、新型になってどう変わったのが気になる等でLookにしたのです。

で、届いたのを使ってみると以前各社のペダルの比較で書いたLookの欠点が払しょくされてました。
以前のLookだとペダルから足を離すとペダルが一定の角度で止まらないという私にとっての一番の欠点がなくなっており、常につま先側が上を向いて止まるようになってました。

なのでシマノに比べて嵌めにくいという最大の欠点が改善されたのです。しかもリリースはシマノに比べて軽くシマノのようなグニュッとした感触がない分良いのです。TIMEに比べるとまだ固いし感触も劣るんですけどね

それに剛性感がよくも悪くもシマノに比べて劣るのです。これは以前使ったのがチタンシャフトのモデルだったせいかと思ってましたがクロモリシャフトでも変わらずでした。
で、個人的にはこのシマノに比べて柔らかい(というほどでもないけど)感触が好みだったのです。
それに加え回転もシマノに比べて軽い。なおペダルの重量自体は1~3gほどDura PDR9100の方が軽かったんですが、スタックハイトの高さも考えるとLookの方がいい訳です。

でさらにスタックハイトの高いLook Keo Blade Carbonまで買い足した次第です。←あほですね
これが4月頃の話。

そんなこんなでペダルをLookに鞍替えした訳ですが、ここで問題が発生したのです。

Sidi Shotのとこで書いたようにSidiはクリートの取り付け位置が多くのシューズメーカーに比べて前寄りなわけです。ですので一番後ろにつけてなんとか好みの範囲になってたわけです。

ところがです。
Lookのクリートを同じ位置につけようにも付けられないのです。クリートの調整範囲がシマノに比べて狭いんですかね。さらに私はスタックハイトを上げるためにクリートスペーサーをクリートとシューズの間に挟んでいるのですが、そうなると通常のLookのネジだと長さが足りないのでネジだけシマノのクリートスペーサーに付属してきた長いネジを使っていたのです。

すると何が起こるか?ネジの頭がシマノの方が大きい分さらにクリートの調整範囲が狭くなるのです。そのためシマノの時よりもさらに2~3mmほど前寄りにクリートを付けざるを得ません。

当初は仕方ないと言いつつSidiを使っていた訳ですがそれが今回S-Works7を使ってみて改めてクリートをもう2mmほど踵寄りにしたいなと思ったのです。

ぶっちゃけSidi Shotにクリートスペーサーをつけた状態で(マイナーとこばかりですが)STRAVAでKOMも少なくとも10個以上は取れてますし全然悪くはないんですが、それでも一度気になるとね。

そんな時にシマノシューズがモデルチェンジしたとのニュースががが。
正直シマノのシューズはやたらとでかいと印象しかなく以前26cmくらいのサイズのを試着したときはぶかぶかだった時の記憶しかない訳です。こりゃ駄目だと思ってたんですけで最近グランツールでシマノのシューズを履いた選手も活躍してる訳ですよ。なのでシマノのRC9は常に気になっていました。

でRC9の情報をあさっていた時にRC7(701)のスペックを見たらこれがもうそそるスペックじゃないですか!
まず見た目。モデルチェンジ前のRC7(以下700)の鯖カラー(笑)が大幅に変わってぱっと見RC9に近い見た目。
シンプル(すぎるけど)で悪くない。
もちろんBoaダイヤルが二つになりほぼRC9と同じ機構なのでよさそう。

重量がフラッグシップのRC9と比べて3gしか変わらない。思わず誤差かよ!と突っ込みたくなります。

そのうえでRC701が魅力だったのはソールの剛性がRC9よりも低い。スタックハイトも高そう。
おまけにアマゾンでサイズ40(25.2cm)だけ17000円以下。発売されたばかりでこの価格とは。

幸いアマゾンだと返品が効くので(サイズが)だめなら返品すればいっかくらいの勢いで注文しました。
届いて履いてみるとこれがドンピシャ!ほんとに自分の足の長さは合ってるのかと改めて測ってみましたがやはり右262mm、左263mmでした。
私の場合日本人ではマイナーなギリシャ型ということもあるんでしょう。日本人の7~8割はエジプト型らしいですが。その上細身なので小さめのシューズが履けるんでしょう。

重量は右219.3g、左220g(インソールなし)超軽量ではないけどそれでもSidi Shotよりも片側ほぼ40g軽い。スタックハイトもほぼSidiと同じかちょい高いかな?くらい

そうそう以前の記事の時に書き忘れましたが、スタックハイトの高さを高くした場合の効果はペダリングの仕方によっても異なります。
ペダリングの時に踵が下がってしまうペダリングをする人の場合、下手にスタックハイトを高くしても効果がないか場合によっては逆効果になることも考えられます。踏み込みの時にクランクを短くするようなもんですからね。踵が下がるペダリングをする方はむしろスタックハイトを下げる方向で考えた方がいいかもしれません。

で、こっから脱線祭りになるのですが、踵を上げると書いてますが誤解してほしくないのは踵を上げるのが目的ではないことです。むろん、踵で脚をあげるなんてもってのほか。

あくまで脚をあげたことによる結果として踵があがることが大切なんですね。
以前書くかもと言った多くの方ができてないペダリングの基本というのは
簡単に言うと脚をあげることなんです。その方がパワーが出るからです。

なんで脚をあげるとパワーが出るのか?図に書くと分かりやすいのですが、面倒なので
省きます(笑)←大事なとこ省くな!

簡単に言うと0時~3時とか4時までにトルクをかける時間が長くなる、また使う筋肉もその方が増えるからですね。

ですのでペダリングの際には脚をあげることを意識しながらペダリングした方がいいと思います。
使う筋肉を意識するのと一緒で意識しないとなかなか上がらないからです。
少なくとも無意識に脚があがるようになるまでは。
ただ後ろ乗りの方の場合意識しすぎるとペダリング自体おかしくなる可能性もあるのでとにかく力いっぱい上げるというのはやめてどこまであげるというのを決めてそこまであげる方がいいでしょうね。

もちろん脚をあげる時には腸腰筋を使いたいのですが、これも使う筋肉を意識しながらというのが一番手っ取り早いと思います。

ではどう意識するか?まず背中を背もたれにもたれないように椅子に座りましょう。で、両手を膝の上に置きます。それから右でも左でもいいのですが、手で膝を抑えながら脚をあげます。
その時に負荷のかかる筋肉を覚えておいてください。
次に手を太ももの付け根近くにおきます。同じように手で腿をおさえながら上げます。
その時に負荷のかかる筋肉の違いがわかるでしょうか?
膝の方を手でおさえながらだと大腿四頭筋に負荷がかかるのがわかりませんか?
腿の付け根付近だと腸腰筋に負荷がかかりやすいのです。むろんこちらが正解。

ペダリング時、脚をあげる時にはなるべく大腿四頭筋の力を抜いて腸腰筋であげるように意識するのが良いと思います。ペダリングの際のイメージとして私の場合、前にハードルがおいてあるイメージで脚をあげます。最初、脚をあげる意識をもってあげるのとそうでないのとでは膝の高さが5cmくらい違うのとしばらく走りこむ(数カ月)と明らかに股関節の柔軟性があがったのがわかりました。
まぁ極端な話毎回柔軟体操してるようなもんだからでしょうかね。

ここでこう思う方もいるでしょう。「サドル上げれば脚を高くあげるのと一緒じゃね?」

しかし私のブログで何回か書いたようにサドルは高すぎては駄目です。短い距離ならいいんです。
確かにサドルあげてすぐにとか短い距離ならパワーはあがるでしょう。
サドルを上げれば脚を上げるのと同じ効果がありますからね。

ただ、これは結局長続きしません。サドルが高すぎると体幹部分に負荷がかかるので長く持たないのです。せいぜい50km~80kmくらいで私は体幹で支えきれなくなるのがわかります。
もちろん、強度や体調によるんですが。
ただ考えようによっては距離の短いヒルクライムやクリテなら対処療法的にサドルをちょっと高めというのは有効かもしれませんね。

長い目でみると体幹でささえられなくなると結局踏み込みの時に足で支えるために下死点で踏み込むようになってしまい、これがくせになるとペダリングは良くならない、むしろ悪化しかねません。
むしろ低めのサドル高から始めた方がその分脚をあげるくせがつくのでそっちの方が害がないと考えられます。

ついでなんで私のサドル高さの決め方も記しておきましょう。
私の場合クリートスペーサーをはさんでいる上にスタックハイトの高いシューズやペダルを選んでいる関係上普通のサドル高さを決める係数を使った方法や踵をペダルにおいて回すというのが使えません。とはいえ踵をペダルにおいて回す方法は簡易的にはいいと思います。これから紹介する方法とそんなにずれない感じはします。

私の場合、まずサドル高さを高めにします。次に平坦な安全な場所で片足ペダリングをします。
右→左→右→左で往復しながら片足1分以上回します。これでサドルを徐々にさげながら脚がスムーズにペダリングできる高さを探っていきます。私の場合左足の動きが悪いのでだいたい右足がスムーズに回せるとこから1~2mm低いことが多いです。そのため左足の方にクリートとシューズの間のスペーサーを1mm余分にいれてあります。これでだいたい左右同じくらいの高さでスムーズに回せるようになります。

で、左右ともスムーズに回せる高さが決まったらそこから4mm~6mmサドルを下げます。
この4~6mmというのは特に根拠はありません。単なる感覚です。人によって違うかもしれません。
サドル高めだと片足ペダリングってどうししても尻が回してる方の側に落ち気味になるので単に片足ペダリングで決めた高さだと高くなりがちになるからです。

もちろんここまで書いたのはど素人のたわ言なのであくまでこういう考え方もあるんだなくらいに見てください。あくまでこのブログは他の人のためではなく自分の備忘録みたいなもんなので。

と言うことで長くなったのでRC701の詳細はまた次回。


Round midnight 











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2018.08.09     カテゴリー :   未分類

Castelli Sanremo3.2エアロスーツ

ネタはあるんですよ。コンチのGP4000RSが最初の150km走らないうちに二度パンクしたとか
S-Works7シューズが結構良かった(フレームやホイールによってはこっち使うかも)とかRaphaの
サドルのインプレとか。

でも書くのが面倒くさい(笑)
20180712_181127.jpg 

今年は暑いと言われますが、房総方面は少しだけ涼しいような気がします。
一番の要因は風でしょうか?
荒川峠?江戸川峠?
思わずふんっと鼻で笑ってしまいたくなるほどいつでも風が吹いているからかもしれません。

おかげで埼玉にいる時より涼しい気はします。そしてエアロ効果という点では素晴らし効果のあるなしがはっきりとした環境であるのかもしれませんね。

そういう点で前回のヘルメットに続き今回はカステリのエアロスーツのインプレです。
因みに前回絶賛したヘルメットですが、もう一度絶賛させてください。

MET Trenta最高です。これ使ったあとだとAERO R-1は投げ捨てたくなりますね。
通気性もいいのですが汗の処理が段違いにいいです。AERO R-1はメッシュバンダナとかメッシュキャップ等を使ってもいまいちですがTrentaは何も使わなくてもかなり快適です。
因みにHaloは私には合いませんでした。

カステリのエアロスーツですが、その前に今年ちまたでヒットしたエアロスーツはご存知でしょうか?
通称スケスケワンピと呼ばれるサンボルトのメッシュセパレートワンピースですね。

実物をもっていないのでわかりませんが、上半身のほとんどがメッシュになっていて涼しいと評判のワンピースですね。

特に暑さはパフォーマンスにも影響します。身体にこもる熱はもちろん、汗をかく、水分を摂取する等の繰り返しによる代謝による疲労の影響も見過ごせません。
つまりはウェアの冷却性能も一つの大事な機材性能である訳です。

サンボルトのスケスケワンピは上半身のほとんどがメッシュであると書きました。
このカステリのSanremo3.2は上半身が全部メッシュなんですね、実は。ほとんどではなく全部です。

使うパネルによってメッシュの形や大きさを使い分けているある意味凝った構造なんです。

スケスケワンピとの一番の違いはなんといってもスケないことでしょう。
厳密には透けるんですが、かなり近づいて目をこらさないとわかりません。
カステリには山岳用のジャージもありこれはかなり透けます。これはもちろんビブの紐部分で
乳首を隠さないと着れないくらい透けますが、このエアロスーツの方はそこまで過激ではないのです。

因みに最近私の中で評判の悪い(笑)Raphaのエアロスーツですが、今は黒一色になってますけど一時薄いブルー系の色も販売してたんです。
これがもう透けるのなんのって!

恐らく透けやすいスケスケワンピの白よりもはっきり見えるんじゃないでしょうか?
アンダーを着るにもメッシュ系のアンダーは使えず(黒系なら大丈夫だったのかも)
ある程度しっかりしたアンダーだと暑く、その上生地も弱くて破れやすく3回ほど使って着なくなりました。

メッシュのなにがいいかってもちろん通気性、速乾性が優れていることですね。なので非メッシュに比べて涼しい。体感で3~4度違うというと言い過ぎでしょうか?
それでいて生地がRaphaに比べてしっかりしていて破けにくいのです。

そしてこのSanremo3.2のいいところは腿のゴムがシリコンじゃないところもいいんですね。
私、シリコンの滑り止めで汗をかくとかぶれることが結構多いのですが、このSanremo3.2だとシリコンではないのでかぶれて痒くなることがありません。それでいて締め付けも強くなくずれることもないという点が素晴らしいのです。因みにこの滑り止めの部分もメッシュだったりします(笑)

悪いところももちろんあります。
まずデザイン。
個人的にはPOCとかPNSとかのデザインに惹かれます。LeColとかも面白そう。そのうちどれか買ってみようとは思ってますが。

それからパッドですね。個人的に合う合わないがあるんでしょうが、私の場合パッドに関してはRaphaやAssosの方がいいですね。

まぁ、慣れる範囲ではあるんですが。

あと欠点ではありませんが、首の後ろ?背中の一番上の内側に謎のポケットがあります。
このポケットの使い道がよくわかりません。経口補水パウダーとかドリンク系のパウダーを入れてますが。たまに氷を入れるといい感じですが、すぐ溶けちゃうのでなんに使っていいのかよく分からないポケットではあります。あまり詰め込むと首回りが窮屈ですしね。

窮屈と言えばこのところ体重の増加が著しい。176cmの身長で70kgを超え、体脂肪率も20%をかるく突破してます。なのにパワー的には30分300Wを維持するのはもちろん5分350Wすら怪しいくらい衰えてます。健康診断では左室肥大との診断結果が。精密検査したわけではないので断定ではないのですが。あまり激しい運動はよくないかもしれません。

という訳で次回はまた気が向いたら書くことにしましょう。

P9158903-2.jpg 













2018.06.14     カテゴリー :   ウェア

OGK AERO R-1 VS MET Trenta 3K Carbon VS その他セミエアロヘルメット

前回インプレを書いたSidi Shotもイタリア製でしたが、またしてもイタリア製のインプレです。
このところイタリア製品にやられっぱなしなんですが、今回も(いい意味で)惨敗です。
ヘルメットだけにシャッポを脱ぐしかない?20180614_001517.jpg 


昨年チラリと書きましたがOGKのAERO R-1をここのところ愛用していました。
というかこの製品、大人気なんですが、人気があるのもうなずける製品でした。
因みにここ数年で使ったヘルメットはいずれもセミエアロヘルメットばかりでGiro Synthe
Kask Protone、ボントレガーのバリスタ、MET Rivaleとの比較になります。

まずはエアロ性能
いうまでもなくあくまであてにならない私の体感による比較ですので参考にもなりません。
まずはバリスタ、今のところ一番効果を感じました。あらゆる方向の風に対して空力が良いと思います。そして次点でAERO R-1この二つが今までは抜きんでているように感じていました。そして今回のMET Trentaですね。これもAERO R-1と甲乙つけがたいくらいにエアロ性能が高いように感じます。今回TrentaはRivaleやMantaと違って上から見ると卵型になっています。バリスタやスペシャのEVADE2と同じような形です。形状的にはバリスタ、EVADE2、Trentaの3つは上や横から見た形がけっこう近いものがあり現時点でエアロを突き詰めるとこの形になるのかもしれません。とはいえ、ほんのわずかにAERO R-1の方が空力が良いような気もします。ただ気のせいかもしれないというくらい僅差ではありますが。AERO R-1とTrentaは横幅が狭い=前面投影面積が小さい=空力が良いという点が効いているんじゃないでしょうか?
その分転んだ時に側頭部がぶつかるような状況では耳のあたりが他のヘルメットに比べて不安ですね
そして一段劣りますがSynthe、Protone、Rivaleって感じですね。
この三つは正直差は分からないくらいですかね。

次に重量
これはAERO R-1(マットブラックのS/Mサイズ)が一番軽くて215gついでGiro Synthe(Mサイズ)が218gTrenta 3K CarbonのホワイトMサイズが219gとこれまた僅差で続きます。そのあとにRivale、Protoneときてバリスタが264gと重量級です。

フィット感
まぁこれはいずれも悪くないですね。Syntheがちょっと浅い感じがしますが、あとはどれを選んでも悪くないというところ、あえて優劣をつけるならば頭を360度で締め付ける構造のRivaleとTrentaがほんのわずかに良いというところでしょうか?
この二つ以外のヘルメットだと頭の前後つまり額と後頭部で押さえられている感じがします。
ただそうとう長い距離を走らないとあまり関係ないくらいの差ではないでしょうか?
まぁ正直今時頭の形さえ合えばそんなにフィット感の悪いものはないってことでしょう。
ただ、この中ではSyntheが横幅が狭い感じがします。人によっては合わないかも
また、TrentaもAERO R-1と比較すると極わずかに横が狭いようです。AERO R-1でギリギリだとTrentaは駄目かもしれませんね。まぁAERO R1が大丈夫ならほとんど大丈夫だと思いますが。
TrentaもAERO R-1ともにシェルの横幅が狭いのでキノコ頭にはなりにくいです。ただAERO R-1は頭頂部がTrentaに比べると平べったいので個人的にはバランスが悪い気がします。ま、これも好みですね。

通気性
これも以前書きましたが結局通気性に関しては穴の大きさもですがつまるところ穴の数の影響の方が
大きいと思います。特にスピードが落ちると穴の数が多い方が涼しく感じるというのは以前にも書いた通りで今もそれは変わりません。
そういう意味ではSyntheがかなり優秀なんですが、今回のTrentaもかなりのものです。
今のヘルメットはどれも風を通すための頭とヘルメットの間に溝が設けられているのですが、溝の深さがTrentaは前頭部は断トツに深くAERO R-1の倍くらいの深さがあります。バリスタもかなり深めの溝ですが、Trentaには及びません。そしてTrentaは後方に向かって徐々に溝が浅くなっていくのです。Trentaと言えばベンチュリー効果による通気性を謳っているのですが、メーカーのHPを見ると頭頂部だけのような説明に見えます。ですが実際はこのヘルメット内部の溝でもベンチュリー効果を狙っていると思います。
AERO R-1が「風が抜ける、風と進む」がキャッチコピーだとするとTrentaは「風が吹き抜ける」と
いいたくなります。時速10km/hくらいの登りだとSyntheにはほんのちょっと劣るかもしれませんが、それ以上の速度だと負けてないどころかむしろいいかも。
よってSyntheかTrentaが一番、ついでRivale、その後にProtoneかAERO R-1かというところですね。そしてバリスタはここも最低点です。走っているとたしかに悪くないんですが、信号待ちで止まったり、登りで速度が落ちるととたんに暑く感じます。
AERO R-1は涼しいという評価が多いようですが、私個人は「え?そう?」という感じ。まぁ極端に劣るわけではないのは確かですが。

デザイン
はい、完全に主観です。
Trenta一番、ついでRivaleかSyntheか、そのあとにProtoneがきてAERO R-1、最後はバリスタ。
正直OGK Kabutoのヘルメットはカッコいいと思ったことないんです(*個人の感想です)
レジモス、モストロ、MS2、WG-1と使ったことはありますがどれもデザインはいまいち、質感もいまいちと感じてました。AERO R-1もやはりいまひとつです。ゼナードは結構カッコいいと思いましたけど。
なによりデザインの問題なんですが、一つの要因としてOGKの場合ヘルメットに使われている緩衝材の発砲スチロールが他社のと比べて白っぽいというか灰色っぽいというのも挙げられるんじゃないかと思います。他社の発砲スチロール部はもっと黒くて締まりがあるものが多いように感じにます。そしてOGKのは白っぽい分発砲スチロール感が目立つんですよね。そのため安物感がでてしまっているんじゃないかな?

それはともかく今回のTrentaは白の部分がパールホワイトっぽくて高級感があるうえにカーボンも使われていてそのマットな質感とパールホワイトの対比がいいんですよ。デザイン的に感心したのは発砲スチロールがほとんど見えないようなデザインとなっておりこのあたりのセンスがさずがだなと思いました。以前から発泡スチロール部が見えないようにすれば質感は上がるのになと思っていたのでなおさら感心しました。
おそらく発砲スチロールむき出しならもう少し軽くできたのかもしれませんが、
Rivaleも発砲スチロール部分が比較的目立たないようなデザインでなおかつ黒のヘルメットだったのですが、グロスとマットに塗り分けられていていいデザインでしたが、Trenta 3K Carbonはさらに上をいくデザインです。

それに比べるとAERO R-1やバリスタは空力優先のためデザインはおまけと言わんばかりの出来に感じます。まぁTrentaは伊達に価格が高いだけじゃないってことです。まぁバリスタは発砲スチロール部がほとんど見えないという点ではいいんですがデザインがねぇ。せめてカラーリングで何とかすれば良かったのに。
まぁこのあたりは好みなので結局はお好きなのをどうぞとなるわけですが。

汗の処理
AERO R-1とTrentaの一番の差はデザインかあるいは汗の処理の上手さでしょう。
夏は高温・多湿になるつまり汗が出やすく乾きにくい日本で開発されたにもかかわらずなんの工夫もされてないというか全く無頓着なのがAERO R-1の残念なところです。
ましてやバイザーが付属していて汗が垂れてきてもバイザーがあると拭けない、拭きにくいのなんて考えるまでもなく分かりそうなものなんですが。
手持ちのヘルメットの中でも一二を争う出来の悪さです。盛大に垂れてくる上に目にも入りやすいんですよね。
それに引き換えRivaleもAERO R-1に比べれば結構良かったのですが、Trentaになってさらに改良されていました。もちろん通気性アップによりパッドが乾きやすくなったというのもあるのでしょうが、それ以上にパッドの配置、形状に工夫があるのが見てとれます。


20180614_000711.jpg 見づらい写真ですいません。パッドをヘルメット内の配置に近くなるように並べてみました。
左がTrenta,右がAERO R-1です。
一番のポイントは縦(前後)に伸びる三本のパッドでしょう。額にあたる横のパッドのギリギリまで
伸びていてこの三本プラス横のパッドで額の汗を吸い取ることで汗が垂れにくくなってます。
ほぼ、横のパッドだけにまかせているAERO R-1との最大の違いです。
形状的にも横の額に当たるPadはTrentaの方は複雑な形状をしています。
バリスタもこの辺りは工夫の跡が見られますがいかんせん通気性が悪いので良いとまではいかないのです。

この辺りの造りの巧さはやはり走ることが好きなんだろうなと、というか走ってないとわかんないよねと思います。それがイタリア人の凄さというか強みなんでしょうね。
サドルやハンドルにしてもイタリア製が多いのはやはり実際に走っているからこそわかること、それを形にしてくることに長けているんでしょう。
平均気温30度以上の日にも二度ほど乗りましたが驚くほど汗が目のところまで垂れてきません。
Aero R1だと止まったりスピードが落ちた時に下を向いたりするとドバっと汗が流れてきます。
この差だけでもTrentaは買って良かったと思うくらい快適です。


気になる点としては前後に短いAERO R-1に乗った直後にTrentaを被ると視界にヘルメットの先端が
目に入るという点ですね。この点ではAERO R-1の方が優れているとも言えますが、安全性という点では前後に長い方が安心な気もします。試しにヘルメットをかぶったまま壁に突撃すると私の低い鼻でさえAERO R-1だと壁にぶつかりますからね。その辺どうなんでしょうね?あくまで頭だけ守れればいいのか顔面も多少は守りたいと考えるか・・・

ということでTrenta非常にいいですよというお話でした。ほんとにデザイン、軽量性、通気性、快適性と価格以外不満がないヘルメットです。

でもAERO R-1の名誉のために言っておきますがこの価格でこの軽さ、エアロ性能、しかもバイザーまで付属してくるんですからコスパという点ではかなりのものです。




2018.05.04     カテゴリー :   未分類

Sidi Shot シューズはイタリア製に限る!

さて、早速ですがSidi Shotのインプレです。買ってしまいました。
しかも、色違いで2足も!
20180425_163028.jpg 

いや、2足目は買うつもりはなかったんですけどねぇ。実は一足目(イエロー)を買う時に特にこれというのがなくて消去法でイエローを買ったんですがこれが非常に良かったためついジロ限定モデルまで買ってしまいました。横のピンクのラインがなければもっと良かったんですが、まぁ仕方ない。

Sidiのシューズは以前スピードプレイ専用モデルを購入したことがあるのですが、もうすっかり記憶の彼方にあってフィット感はまぁまぁ、くそ重い、スピードプレイ専用モデルなのでダイレクト感がすごい!くらいのぼんやりした記憶しかありません。

で、今回買ったShotですが、サイズは41サイズ(25.5cm)です。前回Sidiの時は42サイズだったので1サイズ小さいのを買ったことになるわけです。実は前回のSidiのシューズはちょっと緩かったんです。
それもあってフィット感はまぁまぁという印象になったんですね。

因みに私の足のサイズは261mm~263mmです。左足の方が1~2mm大きいのです。足の幅もわずかに左足の方が大きいのです。ワイズロード、スペシャ、Trek、自分で測ったいずれもほぼ同じくらいなので間違いはないでしょう。とはいえ日本人にしては足は細く、甲も低めというどちらかというと典型的なイタリアンシューズ足な訳です。

それもあって大概のシューズでハーフサイズから1サイズ小さいシューズが履けてしまうんですね。S-Works6も2足目は40.5(25.75mm)でちょうどでしたし。

最初に足を入れた感触としてはスペシャのS-Works6に近いという印象です。ソールの反り(カーブ)や幅等が同じくらいな感じ。ちょい幅狭いかな?指回りの余裕はS-Works6の方が、またBONT Vapor Sの方が少しある感じです。とは言えLakeCX301やGiroのEmpire SLXよりは余裕がある感じでしょうか?
指の高さ方向(上下)の余裕はS-Works6やBONTよりもあるように思います。

注意が必要なのはクリートの取り付け位置ですね。Sidiの場合クリートの取り付け位置(ネジ)が多くのシューズより前寄りなのです。S-Works6やBONT VayporS、Empire SLXよりもクリート取り付け用ネジの位置が約5mmつま先よりです。ですので私の場合クリートをほぼ一番深く(踵寄り)につけて他のシューズの中間につけたのと同じくらいになる感じでした。調整もできないのでとにかく深く(踵寄り)にクリートを付けたいという場合はSidiは選択肢から外さざるを得ないかと思います。逆にとにかく浅く(つま先寄り)につけたいという人にはいいのでしょうが。

あと他のシューズと比べて特徴的なのは母指球の後ろ側というか土踏まずの前というかそのあたりが微妙に盛り上がっているんですね。ほんとに微妙にではありますが。裸足で足を入れた方が分かりやすいんですが、それが他のシューズとの相違点。実はこれが漕いでみて大きな効果を生み出すことになるのです。

重量は41サイズで257g~261gの範囲。Sidi=重いというイメージしかなかったのでちょっと拍子抜け。もちろん今手持ちの自転車用シューズの中では断トツに重いのですけどね。
ソールの厚みは10mmとまではいかなくても8mmくらいはありそうです。
きちんと測ったわけではないですが。

因みに最近人気のLakeもソールは厚みがあってクリートもインソールもつけずに履き比べるととSidiよりもLake CX301の方がソールの厚みは明らかにあります。


フィット感はまぁ手持ちのシューズの中でも平均的でしょうか?ただ、Sidiのシューズの場合しばらく履き続けるとなじんでくる感じがあり300kmほど走ると購入直後よりもフィット感は良くなりました。アッパー素材が厚みがあってBONTほどではないにせよ硬めなのでなじむのに少し時間がかかるようです。

踵のフィット感も申し分なく良くてBONTよりも深い分いいかもしれません。前回スピードプレイ専用モデルと違って今回のShotはサイズもぴったりなので前回の時のように踵のホールド感がいまいちということもありません。私の場合アキレス腱のあたりも細いのか不評だったS-Works6の踵のホールド感は全然嫌いではなかったんですよね。今回のSidi Shotは踵のホールド感を調整できるようになっているので簡単にほとんどの方に合うと思います。もちろん一番締まる(調整ネジ自体は緩めるんですが)ようにしてぴったりでした。

Sidiの場合、調整ダイヤルは一般的なBOAではなくSidiのオリジナルなのですが、はっきり言ってここはBOAの方が使いやすいですね。まぁBOAの中でもLake CX301に使われているL6ダイヤルよりは
ましかもですが、BONTに使われているIP1やスペシャのSタイプのBOAタイヤルに比べると劣ります。締めるのにいちいちボタンを押してレバーを起こしてから締めなければなりませんし緩めるにも
また別のボタンを押さなければならないのです。

このあたりはスペシャやBONTのBOAダイヤルに慣れていると面倒に感じます。機構的にも複雑な分重量的にも不利なのではないでしょうか?

Sidi Shotの場合ダイヤルが真ん中に配置されているのでエアロ効果(体感はできないけど)と落車等でダイヤル部分を損傷する確率が低いという効果を謳っていますが、その点では確かに効果はありそうです。

ダイヤルの下、いわゆるタンの部分には厚みのあるクッションがあり足の甲が痛くなるようなことはいまのところありません。

と、まぁ、ここまでは試着等でも大体わかる程度のことでしょうが、ここからは実際に走ってみての印象です。
これがまぁある意味他のシューズとは異なるものでした。どっかのペダルの話ではありませんが、シューズには2つある。Sidiとそれ以外だと言いたいくらい。
はっきり言って試着のみでスペックを他のシューズと比較したならばきっと買わなかったと思いますが、世界トップクラスの選手がこぞって愛用している理由は走ってみて納得しました。

まず、走り出してペダルをひと踏み、二踏みするかしないかで思わずバイクを止めて足の裏を確認しました。「あれ?これカーボンソールだよね?」と。
なんというかペダルを踏んだ感触がいわゆるカーボンソールのというよりゴムっぽいのです。
ぶっちゃけて言うと柔らかい。
ソールがしなるという点ではLake CX301はもちろんGiroのEmpire SLXもしなる感じはあるのですがそれらのシューズともまた違った感触なんですね。

いわゆる普通のカーボンソールはしなるにしてもまず硬い感触があってそれにあらがうように脚に力を入れるとソールの剛性がまけてしなるのですが、Sidiの場合、いきなりというか力をいれるにつれてリニアにしなるというのかな?スムーズにしなるというか抵抗なくしなるというか・・・説明が難しいのですが(笑)


そういう意味で硬いゴムのソールのような感触な訳です。正直驚きました。世界のトップクラスの選手達が、ましてや世界トップクラスのスプリンター達でさえもこんなに柔らかいソールのシューズを使っているのか?と。もちろんしなり切った状態の剛性はゴムとは比較にならないので問題はないのですが。

実際スプリントやアタック的な動きをすると最初のひと踏み目の反応は他のシューズより遅れる感はありますが、ふた踏みめ、み踏み目あたりからスムーズに踏める感じで伸びていきます。そしてこういう時の動きはガチャ踏みになるのでソールのしなりがうまく効いて綺麗なペダリングでなくてもペダルに力が載りやすい感じがあります。

いえね、しなりだけで言えば恐らくLake CX301の方がしなる量は大きいとは思いますが、Sidiの方がひっかかる感じなくスムーズにしなるので柔らかく感じるのです。Dogma F8やTarmac SL6がTIME RXRSに乗っているかのような感触なんですね。もちろんRXRSのように踏んだあとから伸びるという訳ではなくもっと踏み始めから進んでいく感触はやはりDogmaやTarmac SL6のそれなんですが、RXRSのようにトルクをかけられる時間が長く感じるという点で似ているのです。

S-Works Tarmac SL6にDuraのクランク、ペダル、加えてRacing Zero Carbonという高剛性の組み合わせでちょっと硬すぎると散々書いてきたんですが、正直最初は物足りなさを覚えるほど柔らかく感じました。はっきり言って下手なフレームやホイールを変更するよりもよほど変わると言ってもいいかもしれません。もちろん、フレームやホイールにもよりますし、それまで履いてきたシューズにもよるので一概にはというところですが。

そういう意味ではどちらかというと剛性の高いフレームやホイールに合う気がします。これでしなやかなフレームとかホイールだとどうなんでしょうね?試してみたいところです。

私の場合12時~1時のあたりで踏み始めるのですが、その踏み始めの部分でペダルがすぅっとおりるので大腿四頭筋の負荷が減りました。そのため(私にとって)強度高めで100km以上走っても疲労感が明らかに違います。ソールがしなやかな分ペダルからの振動や衝撃も減ったこともあるとは思いますが、その影響は微々たるもんでしょう。

またSidi Shotの場合ソールのしなりが速い分逆に戻るのは遅い感じがあって下死点を過ぎるあたりまでしなって下死点を過ぎてから戻るので他のシューズよりも脚をあげやすい気がします。

脚をあげる話になったので、ここでSidiとS-Works6の踵部分を見比べてみてください。
20180504_023647.jpg 

Sidiの場合踵部分がずいぶん傾いてますよね?
この形状がまた秀逸で脚をあげる時に踵もあげるようにした場合に踵が上げやすいのです。
Sidi Shotで走ったあとにS-Works6で走るとS-Works6の場合アキレス腱のあたりにシューズの踵が食い込むように感じるのです。このあたりヒール(踵)の部分他のシューズよりも高くアキレス健の上の方までサポートすることで踵を安定させつつ抵抗にならないように配慮されているのが分かります。

それから前述した母指球の後ろ(土踏まずの前の方)の微妙な盛り上がりですが、これまたいいのです。この盛り上がりがあるので(もちろんインソールにもよるのでしょうが)母指球が常にソールから浮くことがなくかつ踏み込みの際に自然に母指球のあたりに力が入る形状なのです。アッパーの厚みがあって若干硬めの素材もこの感覚をサポートする一因になっています。
走ってみてなるほどこう来るか!と思いました。

前回Sidiのシューズを買ったときはまだ2足目ということもあり経験も浅くよくわかっていなかったのですが今回改めてSidiのシューズを買ってみてあらためてイタリア人すげぇと思いました。
なんというかよく分かってるなぁと。ま、私ごときが上から目線で分かってるじゃねぇかなんて言える立場ではないのですけどね。

感動とは自分の予想や期待を上回ったものに出会った時に生ずる感情な訳ですが、まさにこのシューズは感動させてくれました。

そしてソールがしなるシューズ全般に言えることかもしれませんが、恐らく膝にも優しいのではないかと思います。我々一般人とは比較にならないほど長時間・長距離を走るトッププロに愛用者が多いのもこの点が大なり小なり影響しているのかもしれません。疲労も少なく膝にも優しいので連日走るトッププロにうってつけなのではないでしょうか?

あと、見た目に反して?意外に涼しいのもこのシューズの長所です。
アッパーに所々空いたメッシュの通気口がかなり効いてます。

それとモデルイヤーが違うせいか先に買ったShotと後から買ったShotでは微妙にマイナーチェンジが施されていました。
20180425_134100.jpg 分かりますかね?左の新しい方は上のダイヤルの右側にギザギザの滑り止めみたいなのがついているのが。
アッパーの裏側に爪?があってこのギザギザの部分に引っかかって緩みにくいようにしてあります。
これがなくてもBOAダイヤルのシューズに比べて特に緩みやすいという感触はなかったのですがこの
微妙なマイチェンによって緩みにくさは明らかにアップしてます。
逆にシューズを脱ぐ時に今までより力がいるのでいいことばかりではありませんが、個人的にはいい改良だと思います。

とここまでは概ね長所でしたけど、いくつか欠点を。

まずやっぱりそうは言っても重い。特にLake CX301の後に履いて走ると如実に感じます。片側だけで100g以上違うのですから当然ですが。

次にこれは完全に主観になりますが、デザインがいまいち。ちょっとゴテゴテしずぎな感じで個人的にはもっとシンプルなデザインの方が好みです。まぁBONTもあまりカッコいいとは思いませんが。

また、前述したようにクリートが多くのシューズより深く(踵寄りに)つけられないというのも人によっては欠点になるでしょう。ですのでSidiのシューズを履いている選手がクリートを深くつけている!よし俺も私もなんてことをするととんでもセッティングになる可能性もありますね(笑)

さいごにこれは欠点の中でも最大の欠点と言えるかもしれません。
何に乗ってもSidiの乗り味(踏み味)になってしまう。
もちろん振動吸収性やハンドリングが違うので分かるっちゃわかるんですが、踏む時の感触がDogma F8でもTarmac SL6でも同じように感じるのです。微妙に違いはあると言えばあるのですがシューズの特性が強すぎてフレームやホイールの特性、特に剛性感が分かりづらいと言えます。

という訳で?すぐにではありませんが恐らく今年中にはインプレ用に?S-Works7シューズを買うと思います(笑)メインで履くシューズではないので中古でもいいかも?
あくまで多分ですけど。

これで一応シューズ沼からは這い上がることができました。素晴らしいシューズをありがとう!Sidi

20180509_200833.jpg 







2018.03.17     カテゴリー :   未分類

天使か悪魔か?予想以上にペダリングに影響するファクター

まだ、試している途中なんですが、今回ペダリングであまり取り上げられることの少ないスタックハイトのお話です。

画像22 

ステムのスタックハイトの方ではなくペダルやシューズのスタックハイトの方ですね。
ペダル軸から足の裏までの厚み(距離)のことです。今回は主にシューズのソールのスタックハイト(厚み)がペダリングに及ぼす影響についてです。

今まで私はスタックハイトは低ければ低いほどいいと思ってました。いや、思い込んでいました。
ペダルやシューズメーカーの言うところの低スタックハイトによりパワー伝達性やダイレクト感、安定性の向上みたいな売り文句を鵜呑みにしていた訳です。

前回BONT VaporSに変えてペダリングが軽くなったという話をしましたが、S-Work6やLake CX301をとっかえひっかえ交換してみて改めて気付いたことがありました。BONTから他社のシューズに変えると脚が良く回ると。これは以前S-Works5シューズの時のインプレでもケイデンスがあがると書いたことがあります。
それ以外にもBONTに変えると乗り始めのしばらくの間違和感があると書いたことがあります。その原因はソールの反りの関係だろうと思っていました。比較的フラットな形状と反っている形状の違いがその違和感や回しやすさの原因だろうと。

その時にふと思ったんです。シューズの反りの形状以外にもBONTと他のメーカーのシューズの違いの一つはスタックハイトじゃね?と。

スピードプレイのペダルよりもシマノやLOOK、TIMEのペダルの方が、さらに言えば感触が良いTIMEのペダルよりも結局シマノのペダルにしているのも、通勤でフラぺにスニーカー(厚底)が一番ペダリングが良い感じがするのも全部スタックハイトが高い方じゃないかと。

また以前から気になっていて、軽く調べてみて驚いたのが、GTレーサーのSidiのシューズの着用率の高さです。メーカーとの絡みでシューズの選択の自由のないチームは除いて比較的自由のあるチームやエースクラスのSidiの着用率の高さが不思議だったんですが改めて調べてみるとC・フルーム、R・バルデ、R・ウラン、M・ランダ(今年からはフィジーク)と昨年ツールのTOP5までがSidiですよ。
スプリンターでもM・キッテル、F・ガヴィリア、昨年ブエルタで活躍したM・トレンティンなど、
その他でもM・クヴィアトコウスキー、T・マルティン、I・ザッカリン、ニバリはチームまるごとSidiなので参考になりませんが、キャノンデール時代のサガンなんかもSidiでしたし。A・イェーツも
Sidiでしたかね。

因みにMTBでもSidiの着用率が高くて世界のトップ2はもちろんSidiだったりと。


でもフィット感は確かにいいけど、それだけであのクソ重いシューズをよく使うなぁと以前から感じていたんです。シューズなんて重量規定はないので軽い方がいいだろうにと。で、Sidiのスタックハイトを調べてみると低い方で6.7mm、この海外のレビューだと10mmとか。
ソールの厚み自体は6.7mmでもアッパーとソールくをっつけるための板?があるので実質8mm以上という海外の方のブログもありました。要するにSidiのソールのスタックハイトは高いと。

という訳で改めてスタックハイトは悪であるという先入観を捨てて改めて調べてみると
こんな記事をみつけました。

いや、正直つっこみどころもありますよ。サドル高さを変えたらサドル前後位置の調整必要でしょとか、ペダルの角度は考慮しないのかとか等。
ただ、なんだかんだで自分がスタックハイトの高い方のパーツを選択していることを鑑みると概ねのところは納得せざるを得ないのかなと。
まぁ、edco 3AXペダルはスタックハイト高かったのに峠のタイムがほぼ変わらなかったという前科はありますが、あのペダルの場合色々特殊でしたからね。
思い返してみればヤビツのベストも白石峠のベストもいずれもS-Works6シューズだったわけである程度距離の長くないと効果は分かりずらいのかもしれません。

という訳で買ってみました。シマノ SM-SH20 クリートスペーサー
を2セット。

で、そのためにしばらくBONTを使っていたのです。元のスタックハイトが低い方が効果が分かりやすいだろうと。まぁ、それだけでなくBONTのソールの剛性感が一番Tarmac SL6に合っているということもありました。私のVapor Sの場合、昨年ミッドフットクリートの実験のために6mmの穴を三つ開けてあるので標準のVapor Sのソールより剛性が落ちているのが良かったのかもしれません。

で、さっそく片側4mmほどのスペーサーを入れてサドルを3mm上げて乗ってみました。
なぜ4mm上げなかったかというとサドルの高さを上下した場合前後位置も調整しないとならないのですが、今回前後位置の調整をせずにすませたからです。もちろんハンドルも3mmあげました。

その結果、思わず笑っちゃいました。「ああ、これだ!」と。
明らかに脚が回る。他のシューズに変えた時のような脚の回りやすさです。
半面、BONTの良さであるダイレクト感とか安定感は薄まります。なんというか普通のシューズを履いているよう。
この時点でBONT Helixの購入はなくなりました。
これならもっと厚みのあるソールのシューズにスペーサー入れた方が良いかなと。

もちろんデメリットもあります。以下にメリット・デメリットをまとめてみましょう。

メリット

1.ケイデンスがあがる。もちろん綺麗な円を描くようなペダリングスキルがある人にはむしろ邪魔なだけかもしれませんが、世界のトップクラスでさえスタックハイトの高いシューズを選ぶ選手が多いとなるとね。Vapor Sを履いている有名選手というとカレブ・ユアンとかルイ・コスタですかね。
ルイ・コスタは素晴らしいペダリングスキルの持ち主なのかもしれません。日本でも高岡さんとか中村龍太郎選手等トップアマチュアはBONTで結果を出してますしね。

カレブ・ユアンの場合はちょっと特殊かもしれません。あの超絶前傾姿勢は空力のためだと思われます。彼の場合身体が小さいですからね。パワーよりも空力重視。
となると1mmでもサドルやハンドルを下げたいはずです。そのための低スタックハイトかと。
また、あの姿勢だとかなりの前荷重になるはずです。そのために重心を少しでも低くして後輪のトラクションが抜けるのを防ぎたいと目論見もあるのかもしれないですね。

2.比較的低コストで導入できる。また1mm単位で調節できる。薄いプラ板等をインソールの形に切って踵の部分を切っていれれば0.5mm単位とかそれ以下も可能ですね。ある意味楕円リングにも通じるものがありますが、この方法との決定的な違いは楕円リングの場合3時の位置で一番筋力的に負荷も大きくなるのに対し、こちらの場合は1~2時の位置で同じ筋力でトルクが大きくなるので不可もかからず、トルク変動が大きくないので違和感も少ないということです。
しかも普通にクランク交換でクランク長を長くしてトルクを上げようと考えた場合、サドルを下げることになるので2.5mm長いクランクに交換した場合上死点で単純に5mm分股関節の可動域が狭まりますが、この方法だとサドルを上げることになるので上死点の股関節の可動域に影響しないのです。
しかも下死点ではむしろ楽になるのです。


3.サドルがあげられる=見た目がカッコいい(笑)だけでなく、一般的にはシートポストが長い方が乗り心地も良くなります。すでに私の場合172.5mm→170mmクランクに変えてシューズも変えてサドル高さが5mm以上あげてますが、まぁぶっちゃけ、言われてみれば程度にしか乗り心地は良くはなってません。過度な期待は禁物です。私の場合、サドルは上げましたがクランクを短くしたことで股関節の可動域に余裕ができたのでハンドル高さは元の高さ(スペーサーを使う前)に戻しました。
これで頭が下がることになる分空力的には有利なはずです。

4.トルクが上がる。これはまぁ、微々たるもんですね。とは言え、これもS-Works5とBONTの比の時にS-Worksの方がペダルに力が載ると書いたように(その時に気付け!→自分)わずかですが感じられます。ただ、これはスタックハイトの低いBONTとの比較だから分かったことでS-Works6にスペーサー入れてもよくわかりませんでした。しかも当時はスタックハイトの低いスピードプレイのペダルを使っていたのでなおさらです。限界効用逓減の法則が働いたからでしょうね。それから話を戻しますが、スペーサーを入れることによってケイデンスを上げやすくなる分例えばクリート位置を深くするとかサドルを下げるとかトルクをかけやすくなるけど、その分ケイデンスが下がるようなセッティングにしても今までと同じケイデンスを保ちながらさらにトルクを上げるということもできるでしょう。

5.ダンシングが特にスムースに感じる。これもBONTにスペーサーを入れた時の方が分かりやすいんですが、ダンシングの時の方が効果が分かりやすい気がします。スペーサーを入れるとペダリングの踏み込みの時の軌跡が普通より真っすぐ下に踏み下ろす形になるからだと思います。
また、これは好みですが、ダンシングの振りが少しゆっくり大きくなります。これはBB位置が高くなるのと同じ効果が得られるからですね。

それでは次にデメリット。No One Rides For Free!

1.歩きづらい。クリートのところだけ高くなるので単純に歩きづらい。歩くことが多い人にはおすすめできません。そういう人には上記で書いたようにインソール型でしょう。ただ、シューズの内容積に余裕があればですが。
また、シューズカバーやオーバーソックスも履きづらく、脱ぎにくくなります。クリートがひっかかりやすくなるからですね。

2.重くなる。2mmのスペーサーで一枚約7gです。クリートボルトも長くなる分重くなるので片側5mm入れると約20g前後重くなります。まぁ0.5Wでもパワーが上がればメリットの方が上回るのですが。

3.空気抵抗が大きくなることが多い。一般的にはサドルを上げれば大体ハンドルも上げるわけです。
すると前面投影面積が増えるので空気抵抗が大きくなります。まぁ、ヒルクライム命という人の場合あまり気にする必要はないんでしょうが、下り、平坦、横風等には不利になります。
そのため今回私は2.5mmクランクを短くした分股関節の可動域を楽にしてハンドル落差を増やしてみた訳です。サドルだけ上げた分頭が下がり、空力がよくなる算段です。

4.重心が高くなる。これもサドルを上げれば重心が高くなるので特にコーナーリングが不利、不安定になります。サドルを上げた時は分かりづらいのですが、サドルを下げると比較的わかりやすい。
それからサドルを上げた分停止時に足が(地面に)つきにくくなります。私、最初危うくこけそうになりました。私の場合普通にサドルに座ったままでも足がつくくらいの高さにしているのですが、普通にクリート部で足をつく場合はいいのですが、路面の状態等でつま先の方で足をつくことがあります。
クリート部はスペーサー入っているのでいいのですが、つま先の部分はサドルがあがった分地面より
遠くなるのです。
言うまでもないことですが、安全性にかかわる問題なので試す場合はあくまで自己責任で。

5.感覚とクランクの位置のずれが大きくなる。例えば極端にスタックハイトを高くすると踏み込みの時に脚の位置が3時の位置の時にクランクは4時の位置に来ているなんてこともあり得る訳です。
逆に引き足の時は足が9時の位置に来ているのにクランクが8時の位置にあるとか。
これは某ITさんのブログでも考察していました。スタックハイトによって錯覚が生じる可能性があると。
ですのであまり極端にスペーサー等を入れすぎるのも問題ですね。またペダリングのタイミングも見直しが必要になります。現状で下死点まで踏み込み気味の人はさらにその傾向が強くなる可能性があります。

6.ダイレクト感や安定感が損なわれる。これは上記でも書いた通りです。踏み心地はやはりスタックハイトが低い方が気持ちいいです。やはりスペーサーを入れるとなんとなく歯に物がはさまったじゃないけど、どことなくもどかしい感触になります。また私の場合良くわかりませんでしたが剛性感も
変わると思います。これはソールの材質や剛性によるのでしょうが。

最期に私の場合、クランク長を短くすると特に平地巡行が遅くなるのですが、この方法だとクランクを短くしても遅くなるどころかむしろ上がってます。まぁ気温が徐々に上がってきたことを考えると一概には言えませんが、スペーサーを入れる前と同じコース(125km以上、獲得標高1200m以上)を走ってみた時に平均速度が1.5km/hほど高くなってました。往路、復路ともPB連発だったので風の影響は少ないとは思いますが。装備、ウエア等は同じです。
まあ、気温や風の影響もあるので一概には言えませんが、個人的には効果あると思います。

パワーメーターとローラーを持っているのであれば一定出力で30分以上走ってみて心拍を記録してみてその後スペーサーを入れてまた30分以上走って心拍を比較してみるとかするといいのかも。

最期にお願いです。もしスペーサーを購入するのであれば上記の記事のリンク先から買ってあげてください。せっかく有用な記事をアップしてくれているので少しでも還元できればと。

あ、もちろん私には一銭のメリットもないのでご心配?なく(笑)

次回はシューズのインプレです。結局BONTじゃないシューズにしました。なんのシューズでしょう?(バレバレ笑)
これがまた良かった。感動しちゃいました。
20180317_130438.jpg 








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