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2018.05.04   カテゴリ:《 未分類 》
  Sidi Shot シューズはイタリア製に限る!

2018.05.04     カテゴリー :   未分類

Sidi Shot シューズはイタリア製に限る!

さて、早速ですがSidi Shotのインプレです。買ってしまいました。
しかも、色違いで2足も!
20180425_163028.jpg 

いや、2足目は買うつもりはなかったんですけどねぇ。実は一足目(イエロー)を買う時に特にこれというのがなくて消去法でイエローを買ったんですがこれが非常に良かったためついジロ限定モデルまで買ってしまいました。横のピンクのラインがなければもっと良かったんですが、まぁ仕方ない。

Sidiのシューズは以前スピードプレイ専用モデルを購入したことがあるのですが、もうすっかり記憶の彼方にあってフィット感はまぁまぁ、くそ重い、スピードプレイ専用モデルなのでダイレクト感がすごい!くらいのぼんやりした記憶しかありません。

で、今回買ったShotですが、サイズは41サイズ(25.5cm)です。前回Sidiの時は42サイズだったので1サイズ小さいのを買ったことになるわけです。実は前回のSidiのシューズはちょっと緩かったんです。
それもあってフィット感はまぁまぁという印象になったんですね。

因みに私の足のサイズは261mm~263mmです。左足の方が1~2mm大きいのです。足の幅もわずかに左足の方が大きいのです。ワイズロード、スペシャ、Trek、自分で測ったいずれもほぼ同じくらいなので間違いはないでしょう。とはいえ日本人にしては足は細く、甲も低めというどちらかというと典型的なイタリアンシューズ足な訳です。

それもあって大概のシューズでハーフサイズから1サイズ小さいシューズが履けてしまうんですね。S-Works6も2足目は40.5(25.75mm)でちょうどでしたし。

最初に足を入れた感触としてはスペシャのS-Works6に近いという印象です。ソールの反り(カーブ)や幅等が同じくらいな感じ。ちょい幅狭いかな?指回りの余裕はS-Works6の方が、またBONT Vapor Sの方が少しある感じです。とは言えLakeCX301やGiroのEmpire SLXよりは余裕がある感じでしょうか?
指の高さ方向(上下)の余裕はS-Works6やBONTよりもあるように思います。

注意が必要なのはクリートの取り付け位置ですね。Sidiの場合クリートの取り付け位置(ネジ)が多くのシューズより前寄りなのです。S-Works6やBONT VayporS、Empire SLXよりもクリート取り付け用ネジの位置が約5mmつま先よりです。ですので私の場合クリートをほぼ一番深く(踵寄り)につけて他のシューズの中間につけたのと同じくらいになる感じでした。調整もできないのでとにかく深く(踵寄り)にクリートを付けたいという場合はSidiは選択肢から外さざるを得ないかと思います。逆にとにかく浅く(つま先寄り)につけたいという人にはいいのでしょうが。

あと他のシューズと比べて特徴的なのは母指球の後ろ側というか土踏まずの前というかそのあたりが微妙に盛り上がっているんですね。ほんとに微妙にではありますが。裸足で足を入れた方が分かりやすいんですが、それが他のシューズとの相違点。実はこれが漕いでみて大きな効果を生み出すことになるのです。

重量は41サイズで257g~261gの範囲。Sidi=重いというイメージしかなかったのでちょっと拍子抜け。もちろん今手持ちの自転車用シューズの中では断トツに重いのですけどね。
ソールの厚みは10mmとまではいかなくても8mmくらいはありそうです。
きちんと測ったわけではないですが。

因みに最近人気のLakeもソールは厚みがあってクリートもインソールもつけずに履き比べるととSidiよりもLake CX301の方がソールの厚みは明らかにあります。


フィット感はまぁ手持ちのシューズの中でも平均的でしょうか?ただ、Sidiのシューズの場合しばらく履き続けるとなじんでくる感じがあり300kmほど走ると購入直後よりもフィット感は良くなりました。アッパー素材が厚みがあってBONTほどではないにせよ硬めなのでなじむのに少し時間がかかるようです。

踵のフィット感も申し分なく良くてBONTよりも深い分いいかもしれません。前回スピードプレイ専用モデルと違って今回のShotはサイズもぴったりなので前回の時のように踵のホールド感がいまいちということもありません。私の場合アキレス腱のあたりも細いのか不評だったS-Works6の踵のホールド感は全然嫌いではなかったんですよね。今回のSidi Shotは踵のホールド感を調整できるようになっているので簡単にほとんどの方に合うと思います。もちろん一番締まる(調整ネジ自体は緩めるんですが)ようにしてぴったりでした。

Sidiの場合、調整ダイヤルは一般的なBOAではなくSidiのオリジナルなのですが、はっきり言ってここはBOAの方が使いやすいですね。まぁBOAの中でもLake CX301に使われているL6ダイヤルよりは
ましかもですが、BONTに使われているIP1やスペシャのSタイプのBOAタイヤルに比べると劣ります。締めるのにいちいちボタンを押してレバーを起こしてから締めなければなりませんし緩めるにも
また別のボタンを押さなければならないのです。

このあたりはスペシャやBONTのBOAダイヤルに慣れていると面倒に感じます。機構的にも複雑な分重量的にも不利なのではないでしょうか?

Sidi Shotの場合ダイヤルが真ん中に配置されているのでエアロ効果(体感はできないけど)と落車等でダイヤル部分を損傷する確率が低いという効果を謳っていますが、その点では確かに効果はありそうです。

ダイヤルの下、いわゆるタンの部分には厚みのあるクッションがあり足の甲が痛くなるようなことはいまのところありません。

と、まぁ、ここまでは試着等でも大体わかる程度のことでしょうが、ここからは実際に走ってみての印象です。
これがまぁある意味他のシューズとは異なるものでした。どっかのペダルの話ではありませんが、シューズには2つある。Sidiとそれ以外だと言いたいくらい。
はっきり言って試着のみでスペックを他のシューズと比較したならばきっと買わなかったと思いますが、世界トップクラスの選手がこぞって愛用している理由は走ってみて納得しました。

まず、走り出してペダルをひと踏み、二踏みするかしないかで思わずバイクを止めて足の裏を確認しました。「あれ?これカーボンソールだよね?」と。
なんというかペダルを踏んだ感触がいわゆるカーボンソールのというよりゴムっぽいのです。
ぶっちゃけて言うと柔らかい。
ソールがしなるという点ではLake CX301はもちろんGiroのEmpire SLXもしなる感じはあるのですがそれらのシューズともまた違った感触なんですね。

いわゆる普通のカーボンソールはしなるにしてもまず硬い感触があってそれにあらがうように脚に力を入れるとソールの剛性がまけてしなるのですが、Sidiの場合、いきなりというか力をいれるにつれてリニアにしなるというのかな?スムーズにしなるというか抵抗なくしなるというか・・・説明が難しいのですが(笑)


そういう意味で硬いゴムのソールのような感触な訳です。正直驚きました。世界のトップクラスの選手達が、ましてや世界トップクラスのスプリンター達でさえもこんなに柔らかいソールのシューズを使っているのか?と。もちろんしなり切った状態の剛性はゴムとは比較にならないので問題はないのですが。

実際スプリントやアタック的な動きをすると最初のひと踏み目の反応は他のシューズより遅れる感はありますが、ふた踏みめ、み踏み目あたりからスムーズに踏める感じで伸びていきます。そしてこういう時の動きはガチャ踏みになるのでソールのしなりがうまく効いて綺麗なペダリングでなくてもペダルに力が載りやすい感じがあります。

いえね、しなりだけで言えば恐らくLake CX301の方がしなる量は大きいとは思いますが、Sidiの方がひっかかる感じなくスムーズにしなるので柔らかく感じるのです。Dogma F8やTarmac SL6がTIME RXRSに乗っているかのような感触なんですね。もちろんRXRSのように踏んだあとから伸びるという訳ではなくもっと踏み始めから進んでいく感触はやはりDogmaやTarmac SL6のそれなんですが、RXRSのようにトルクをかけられる時間が長く感じるという点で似ているのです。

S-Works Tarmac SL6にDuraのクランク、ペダル、加えてRacing Zero Carbonという高剛性の組み合わせでちょっと硬すぎると散々書いてきたんですが、正直最初は物足りなさを覚えるほど柔らかく感じました。はっきり言って下手なフレームやホイールを変更するよりもよほど変わると言ってもいいかもしれません。もちろん、フレームやホイールにもよりますし、それまで履いてきたシューズにもよるので一概にはというところですが。

そういう意味ではどちらかというと剛性の高いフレームやホイールに合う気がします。これでしなやかなフレームとかホイールだとどうなんでしょうね?試してみたいところです。

私の場合12時~1時のあたりで踏み始めるのですが、その踏み始めの部分でペダルがすぅっとおりるので大腿四頭筋の負荷が減りました。そのため(私にとって)強度高めで100km以上走っても疲労感が明らかに違います。ソールがしなやかな分ペダルからの振動や衝撃も減ったこともあるとは思いますが、その影響は微々たるもんでしょう。

またSidi Shotの場合ソールのしなりが速い分逆に戻るのは遅い感じがあって下死点を過ぎるあたりまでしなって下死点を過ぎてから戻るので他のシューズよりも脚をあげやすい気がします。

脚をあげる話になったので、ここでSidiとS-Works6の踵部分を見比べてみてください。
20180504_023647.jpg 

Sidiの場合踵部分がずいぶん傾いてますよね?
この形状がまた秀逸で脚をあげる時に踵もあげるようにした場合に踵が上げやすいのです。
Sidi Shotで走ったあとにS-Works6で走るとS-Works6の場合アキレス腱のあたりにシューズの踵が食い込むように感じるのです。このあたりヒール(踵)の部分他のシューズよりも高くアキレス健の上の方までサポートすることで踵を安定させつつ抵抗にならないように配慮されているのが分かります。

それから前述した母指球の後ろ(土踏まずの前の方)の微妙な盛り上がりですが、これまたいいのです。この盛り上がりがあるので(もちろんインソールにもよるのでしょうが)母指球が常にソールから浮くことがなくかつ踏み込みの際に自然に母指球のあたりに力が入る形状なのです。アッパーの厚みがあって若干硬めの素材もこの感覚をサポートする一因になっています。
走ってみてなるほどこう来るか!と思いました。

前回Sidiのシューズを買ったときはまだ2足目ということもあり経験も浅くよくわかっていなかったのですが今回改めてSidiのシューズを買ってみてあらためてイタリア人すげぇと思いました。
なんというかよく分かってるなぁと。ま、私ごときが上から目線で分かってるじゃねぇかなんて言える立場ではないのですけどね。

感動とは自分の予想や期待を上回ったものに出会った時に生ずる感情な訳ですが、まさにこのシューズは感動させてくれました。

そしてソールがしなるシューズ全般に言えることかもしれませんが、恐らく膝にも優しいのではないかと思います。我々一般人とは比較にならないほど長時間・長距離を走るトッププロに愛用者が多いのもこの点が大なり小なり影響しているのかもしれません。疲労も少なく膝にも優しいので連日走るトッププロにうってつけなのではないでしょうか?

あと、見た目に反して?意外に涼しいのもこのシューズの長所です。
アッパーに所々空いたメッシュの通気口がかなり効いてます。

それとモデルイヤーが違うせいか先に買ったShotと後から買ったShotでは微妙にマイナーチェンジが施されていました。
20180425_134100.jpg 分かりますかね?左の新しい方は上のダイヤルの右側にギザギザの滑り止めみたいなのがついているのが。
アッパーの裏側に爪?があってこのギザギザの部分に引っかかって緩みにくいようにしてあります。
これがなくてもBOAダイヤルのシューズに比べて特に緩みやすいという感触はなかったのですがこの
微妙なマイチェンによって緩みにくさは明らかにアップしてます。
逆にシューズを脱ぐ時に今までより力がいるのでいいことばかりではありませんが、個人的にはいい改良だと思います。

とここまでは概ね長所でしたけど、いくつか欠点を。

まずやっぱりそうは言っても重い。特にLake CX301の後に履いて走ると如実に感じます。片側だけで100g以上違うのですから当然ですが。

次にこれは完全に主観になりますが、デザインがいまいち。ちょっとゴテゴテしずぎな感じで個人的にはもっとシンプルなデザインの方が好みです。まぁBONTもあまりカッコいいとは思いませんが。

また、前述したようにクリートが多くのシューズより深く(踵寄りに)つけられないというのも人によっては欠点になるでしょう。ですのでSidiのシューズを履いている選手がクリートを深くつけている!よし俺も私もなんてことをするととんでもセッティングになる可能性もありますね(笑)

さいごにこれは欠点の中でも最大の欠点と言えるかもしれません。
何に乗ってもSidiの乗り味(踏み味)になってしまう。
もちろん振動吸収性やハンドリングが違うので分かるっちゃわかるんですが、踏む時の感触がDogma F8でもTarmac SL6でも同じように感じるのです。微妙に違いはあると言えばあるのですがシューズの特性が強すぎてフレームやホイールの特性、特に剛性感が分かりづらいと言えます。

という訳で?すぐにではありませんが恐らく今年中にはインプレ用に?S-Works7シューズを買うと思います(笑)メインで履くシューズではないので中古でもいいかも?
あくまで多分ですけど。

これで一応シューズ沼からは這い上がることができました。素晴らしいシューズをありがとう!Sidi

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