2015.05.21     カテゴリー :   ライド

ヤビツ初挑戦 KASK PROTONE VS Giro Synthe

お前一体何年自転車乗ってんだよ?!と言われそうですが、関東のヒルクライムの聖地と呼ばれるヤビツ峠
行ったことなかったんです。
だってヒルクライム嫌いだし興味もなかったんですもん(笑)

ただ、3月の終わりからあまりの坂の登れなさに危機感を覚え強化月間ということで一か月半ほど坂を多めに乗り込んでいったわけですが、これが乗れば乗るほど如実に力がついていくのがわかるので楽しい訳です。まぁ、正確には事故前の状態に戻ってるだけかもですが。自転車に乗り始めた頃、乗るたんびに走れる距離が伸びていく・・・そんな感じに近いものがあります。

で、4月の頭に埼玉方面では比較的有名な定峰峠でTTをしたんです。距離も5kmないし、斜度も5%くらいと15分もあれば
登れる手ごろな坂なもんで。それゆえにタイムトライアル向けの峠としてはもう一つ人気ないんですかね?
自分自身のベンチマークとしては手軽だし苦しい時間が短くて済むので好きなんですけどね。

DSC_0828.jpg

それで都民の森に行ったあと5月の頭にもTTをしてみたんですが、前回よりも1分近くタイムを短縮してSTRAVAで上位10位以内に入れました。もちろんかろうじてですよ。
ヒルクライム計算ではこの時の平均パワーが約300W。14分足らずの短い時間ですけど。
距離も倍以上、斜度もわずかですが、きついヤビツ峠だと平均270~280w出せれば上出来だろと今の私には高めなれど伸び盛りのいまならばと(笑)280wの予想タイム35分を目標に、現実的には36~37分かなと皮算用。

で、ヤビツまでこりもせず、自走です。家に車が一台あるんですが、家人の通勤用なので予め言っておかないといけないので面倒なのとまぁ片道80kmくらいなら自走でいいかと。タイムが駄目だった時の言い訳にもなるし(笑)

さすがに都民の森の反省をいかして距離とヤビツのプロファイルはチェックしました。
スタート地点は信号(つまりは運)に左右されるのと距離が少しでも短い方がいいのでコンビニスタートに
したかったんですが、まぁまずはフルコースいっとけってことで名古木交差点をスタート地点にしました。
また、今回は軽量化のためデジカメもおいていきます。

当日は急に暑くなってGarminの表示する気温は35度超えてます。さすがに都民の森の時とは違って多少時間に余裕を
持って家を出たので信号多いけどまぁイライラもせずヤビツを目指します。
この日は信号よりも暑さが敵でした。急に暑くなったせいで体が慣れていないせいか軽く熱中症気味に。
こりゃいかんとコンビニで水を買って頭からかぶります。
また補給もしっかり摂りながらたまに水をかぶりながら尾根幹をすぎ246号に入ったところでプシューっといやな音が!
リアタイヤのシュワルベONEがパンクです。

因みにシュワルベONEのチューブラーは買わない方がというか買っちゃ駄目です。まず品質低すぎ。3本購入のうち
まともなのは一本だけ。しかも耐パンク性能も低いです。駄目な2本はバルブのところが盛り上がって走ると上下に
ゆすられます。安くもないのにこの品質って酷過ぎます。ただし転がりはかなりいいと思います。

で、ここまで来て使い古しの予備タイヤでTTかぁと暑さとパンクでテンション下がりまくりです。
が、ここで今回初投入となるマルニのクイックショットの登場。はい、瞬間パンク修理剤ってやつですね。

試しに入れてみたところパンクの穴から盛大に泡が吹き出しこりゃ駄目かと思っていたら段々あわの吹き出しが収まっていきます。思わず拍手しちゃいました。ただ、最初に盛大に噴出したせいかエアーが足りない感じだったのでCO2ボンベで
更にエアーを追加しました。
そんなこんなで交通量の多い246号をげんなりしながら進み、善波峠をまったりと登り、やっと名古木の交差点に。
もっと大きな交差点を想像していたのですが、思った以上にこじんまりとしてました(笑)
向かいのセブンで缶コーヒーを買ってやけに人なれした猫を構いながら缶コーヒーを流し込みスタートです。

もうテンション下がってたんで2つある信号のうち一個でもひっかかったらTTやめて試走にしようと決めて走りはじめます。

そうこうしているうちに最初に信号が、おっ!青じゃんと赤に変わらないうちにと飛ばします。
そのままの勢いで進んでいると2つ目の信号が。
赤なので、もう少し先に行ってから変わってくれると・・・なんて考えてたら青に(笑)
まだ結構距離あるよ~、このままいくと赤になると思ったのでここから更に加速。ちょい向かい風がやけにキツイ。
ギリギリで信号を通過しもうそのままの勢いで進んで行ったのでですが、もう完全にオーバーペース。
序盤の劇坂区間で心拍180くらいから下がりません。完全にペースを乱されました。
うわ~やっちまった。一番やっちゃいけないパターンじゃんと考えながらともかく一度心拍を下げるべく力を抜き気味に
登ります。思った以上に貯金のあった平均速度(平均時速20kmが35分の目安)がみるみる減っていくのがわかるくらい速度を落としているつもりなのですが、心拍は一向に下がらず。

しかもダンシングしようとすると右のふくらはぎが攣りそうに。急に暑くなって汗をかいたせいで体のミネラルが不足したのといきなりオーバーペースで飛ばしたのが仇になったようです。

もう駄目だとタイムはあきらめることにし、タイムや心拍数を表示しているページを変えて見ないようにし、ともかく
呼吸とペダリングに集中することにしました。
結果的にこれが良かったんですね。

まずはともかく息を吐くことに集中、ペダリングも回す、踏むと使い分けます一口にまわすとか踏むと言ってもバリエーションは沢山あります。
膝で回す、股関節で回す、がに股で回す、内またで回す、腿で踏む、尻で踏む、ハムを使って蹴りだすように踏む
、前乗り、後ろ乗り、上半身を使ってハンドルを引く、たまに攣らない程度にごく短いダンシング。
ほとんどシッティングしかできないならなるべくいろんな筋肉に負荷を分散させるようにペダリングに集中するうちタイムとか距離とかすっかり忘れ去りました。

そうこうするうちに多少体力も戻ってきたのと斜度が少し緩くなったところで踏み直します。
もう相当集中していたのでしょう。ゴールに全く気付かず、バーチャルパートナーのピロリロリという相変わらず情けない音でゴールだということに気づきました。
なんか最後にもがかないと出し切った感がないんですよね(笑)
で、よく写真でみる看板のところまで進みます。おぉ、ここがヤビツかぁ、今回はちゃんとゴールできたぜと思ったところで
タイムを思い出し慌てて確認。

思ったよりいいタイムに思わず笑みがこぼれます。
TTやるたんびに2,3日筋肉痛にさいなまれる私には峠のおかわりなんてあり得ません(笑)
ここでも缶コーヒーを飲んでそのまんま宮ケ瀬湖に向い下りはじめます。

ここで問題が発覚!
段差でリアタイヤがポヨンとします。えっ、うそっ?と思い慌てて降りてみるとリアタイヤの空気が(感触的に)4~5BARくらいしかありません。まさかこんなんで登ってたのかよ~と思いつつ、そういえば夢中で気づかなかったけど乗り心地が
悪いという路面の○マークが彫られている区間で全く乗り心地の悪さに気にならなかったことを思い出します。

DSC_0831.jpg

CO2ボンベは使ってしまったのでハンドポンプで空気を足して慌てて下ります。
ヤビツは裏がいいよって人が多かったのですが、ほんとに裏が綺麗、特にこの時期は新緑が美しい。
本当は止まって風景を堪能したいながらもリアタイヤが不安で急いで下ります。

なんだかんだで宮ケ瀬湖を過ぎ街中に入ったところで自転車屋さんによって空気入れを借り、ボンベやら補給食やら
ポケットに入りそうな分を購入しお礼を言って家に向かました。

という訳で名古木~ヤビツ峠の結果発表です。

ヤビツ

初ヤビツで34分11秒、STRAVAで上位20位以内に入ることができました。
今となってはどうだったのかわかりませんがタイヤがまともな状態ならもう数秒、ダンシングができていればこれまたもう数秒なんて思いますが、そこまでタイムにこだわるなら私の場合まず、輪行かトランポにせいって話ですね。それだけで33分台行けるじゃないかって気がします。
もっと言えばまず体脂肪をなんとかせいって話になるのでまぁ仕方ありませんね。
関東のヒルクライムの聖地ヤビツでSTRAVAの上位20位以内に入れただけでも出木杉くんです。

あ、前回トレーニングなんて何もしてないと書きました。トレーニングになるようなものは何もしていないのは確かですけど
これでも通勤入れて月に1000~1400kmくらい、年間だと14000~15000kmは走ってますから一応地脚のようなものはあると思ってます。去年は事故で9月以降そんなに乗れませんでしたけど。


DSC00821.jpg

さて、KASK PROTONEです。これ、最初、ツール・ド・ドバイバージョンを買ったのです。あの紺色がいいなぁと思いまして。
ただ、現物見るとなんというか思ったより綺麗な紺じゃなかったんです。ちょっとラメっぽい塗装で色が画像で見るより濃い
紺でかといって深みのある紺でもない。これは駄目だとすぐに売り払って気になっていた赤を買い直しました。
因みに紺の方が218g、赤が234gと結構ばらつきが・・・

以下Syntheとの比較です。
まず見た目
PROTONEの方が前から見ると幅が狭く、Syntheの方は上下に薄いつくりです。質感としてはPRTONEの方はMOJITOの頃から変わらずステッカーでかなり安っぽい。Syntheの方は塗装もマットとグロスの塗り分けになっておりその分高級感が
あります。
ストラップやアジャスターもMojitoより簡素化してあり、明らかにコストダウンされてます。とはいえこの部分はSyntheより
造りはいいです。

装着感。
これはもうPROTONEの圧勝、Syntheがどうこうと言うより、PROTONEかそれ以外かというくらい抜きんでてます。
Mojitoより前後に深く被れるようになっており、Mojitoよりさらに良くなってます。
もうヘルメットというよりキャップやビーニーというのに近い。
ただわずかに前後バランスはSyntheの方がよく頭を振ると違いに気づきます。とはいえ決してPROTONEも悪くありません。

冷却性能
PROTONEは前からブワッとはいって後ろからズバッと空気が抜けます。たいしてSyntheの方は万遍なく空気が抜けていきます。前からだけだったらほぼ互角なんですが、横からの風、あと低速の時はPROTONEは抜けが悪くこの点でSynthe
の方が若干優れてます。

エアロ性能
まぁ、これはあくまで体感なので余りあてになりません。
実は大東坂に10回以上登ってそれぞれ5回以上とっかえひっかえ勢いをつけず姿勢も腕をピンと伸ばし顎を思いっきり引いて脚は右足をピンと伸ばして下るというたぶん傍目から見るとかなり怪しい体制で下ってみました。
下りきったちょい先のポイントの通過の際の速度と平均時速を計ったのです。
が、全く駄目です。風のあるなしや車が通過するしないで結果がコロコロ変わります。

で、体感的にはSyntheの方が優れているように感じます。前後バランスの良さもあるかもしれませんが、150km以上走った時の首の疲れもSyntheの方が疲れが少ないです。

被った感じは私の場合、PROTONEはちょっと上下に長すぎ、Syntheの方はちょいキノコというどっちも半端な
感じなのですが、PRTONEはおでこが目立つのでメッシュで塞いでいます。

DSC00884.jpg

総合的にはSyntheの方が優れている感じはしますが、PROTONEのこの赤が予想以上に良くて被る時にテンションが
あがります。ま、被っちゃうと見えないんですけど(笑)
なので本気モードのTTの時なんかはSyntheを、のんびりの時はPROTONEでと使い分けてます(笑)

次回はTEAM SKYが使っているというMuc-Offというメーカーのチェーンの駆動ロスを7W下げるという
チェーンルブのインプレといい加減タイヤのレビューをもう少しまとめる・・・・予定・・・あくまで予定(笑)


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C階段さん、ご無沙汰しています。
初ヤビツでいきなり34分とは・・・(汗)
私なんか何回も通ってようやく去年40分切れただけだというのに。
とは言っても普段の走行距離が全然違いますから、地脚のレベルが違いますね。
私も頑張って走りこんでタイム更新しようという発奮材料になりました!
C階段さんご無沙汰しております。C階段さんのブログは写真もきれいだし、文章も推敲している様子のない勢いが感じられて好きです。
実はこれまで機材ばかりにウルサイ人だと思っていました。すみません。
それを見事に裏切る上りの実力!まさに一級ですね。お見それしておりました。申し訳ありませんでした。
僕のような走っているのか止まって景色を眺めているのかわからない老人からすると、C階段さんのタイムは驚異的というほかありません。
DOGMA F8のトータルコーディネーションが素晴らしいですが、あの醸し出す雰囲気からしてのそのそ走れませんね。
まーちんさん、ありがとうございます。

自分でも35分なら上出来と思っていたので予想以上のタイムに驚きました。
それとヤビツは思っていた以上にいいコースできつすぎず、緩すぎずで人気の峠になったのがわかる気がしました。
伸びしろはどう考えてもまーちんさんの方があるでしょうから、これからの走り込み次第でどんどんタイム更新は
可能だと思います。
トレーニングの成果期待してます。
shimagnoloさん、こちらこそご無沙汰してます。

ほとんど、メモ書き程度の内容を書き殴りのままアップしているので読みづらいと思います。すみません(汗)

実は平地はそこそこ走れると思っていたのですが、レースに出れないといくら速いと自慢したところで風向きが良かったんだろ?で終わっちゃうんですよね。
今回、自分でも思っていたよりは上れるんだなぁと思ったのですが、まぁ結局のところ少しでも楽に遠くへ行って美味しいものと美しい景色を堪能できるようになりたいという目標は変わりません。

そういう意味ではshimagnoloさんのブログを見てはいつも羨ましいと思っているんです。
今年こそは輪行できるようになって少し遠くへ足を延ばしてみたいと考えてます。




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