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2017.09.22     カテゴリー :   ウェア

LAKE CX301はシューズ沼の救世主になりえるのか?

ツールが終わった頃フルームももうかつての力はなくなりつつあるとか言ったのは誰だ?
もう土下座レベルの強さですね。

それ以上に暑いブエルタを熱くしてくれたのがコンタドール!
2015のモルティローロ峠以来の鳥肌ものの走り。おかげでEmonda SLRがカッコよく見えて仕方ありません(笑)これはTarmacじゃなくエモンダか?と思っていたらショップからフレーム入荷の連絡が。。。
今回ブレーキを一部完成車に使われているee cycleworksのブレーキにしようと思っていたんで慌てて手配。ブレーキが届き次第ショップに持ち込む予定です。
ただ、Tarmac SL6の場合、リアブレーキはSL6専用のリアブレーキが必要になりそうです。
サイズによっては通常のee cycleworksのダイレクトマウントブレーキが付きそうなんですが。
なので当面はリアだけ105になるかも。

Dogma F10もカッコいいのだけど、あちこちで効くと評判のダイレクトマウントブレーキじゃないのとやっぱりバランスはTarmacの方がいいのでF10がそんなに欲しいと思わないわけです。
いや、正直に言うと高いから(笑)性能的にTarmacとぶっちゃけどっこいどっこいなところに見た目で20万余計に払うか?みたいな。でも白のDogmaF10はカッコいいんだよなぁ。

Look785もカッコはいいんだけど、やっぱりダイレクトマウントじゃないのに加えてハンガー下がりが気になる(BBの位置が高い)
ミッドフットクリートを試した時のサドルとハンドルを10mmほど下げた時のエアロ効果そしてコーナリングの安定感、特に安定感の違いは顕著でしたからね。785のハンガー下がりが65mm、今度のTarmac SL6は72mmと7mmも違います。ハンガー下がりの7mmの差はかなりの違いになると思います。逆に加減速の多いレースを走る人やダンシングを多用する人にとってはハンガー下がりが少ない方がいいんでしょうけどね。逆にダンシングを多用する人がハンガー下がりが80mmもあるTrekのDomaneなんか乗ったら苦労しそう。そういう意味じゃコンタドールは絶対Domaneには乗らない気がします(笑)

まぁ、フレーム選びにはそういう視点もあるよねって話です。あまりハンガー下がり(BB Drop)の話って見受けられないのですが、結構重要な要素じゃないの?と思っているので。。なんせカーボンの積層の変更でどうこうするのは難しい要素なので。

P1010303.jpg 

さて、それでは本題です。LAKE CX301の話です。
予め言っておきますと、シューズのソールのしなりの話が出ますが、ソールの場合サイズによって剛性を調整したりはしていないと思いますのでサイズによってしなり具合も変わってくると思います。
また、もちろん脚力や体重そしてフレームやホイールの剛性によっても左右されると思いますのでそのあたりお汲み取りください。

因みに前回約5分341Wしかでなかった峠というか坂?を走ってみたところ今回は357Wと5.33倍くらいでした。まぁたいしたことない数値ですね。ただ20分くらいの峠を4W/Kgくらいでちんたら走ってたりはしますがなんせ今年に入ってから全力で走ったのは2~3回しかない、しかも前回から4カ月ぶりと考えると悪いんだか悪くないんだか。
まぁたかが5分の登りなのでシューズの差というより前回のミッドフットクリートが私にはあってなかったんでしょう。ただ、このなんちゃって(?)スクワット型ペダリングにしてからハムストリングスをほっとんど使わないんですが、これっていいんでしょうか?ちょっと不安になってきてます。


でCX301ですが、やはり軽い、片側41サイズ(256.5-26cm)でインソールなしで片側151gと154gと軽量で有名なGiro Empire SLXの41サイズよりも片側5g以上軽い。まぁさすがにEmpire SLXで慣れているので軽さにそこまで感激はありませんでしたが。

サイズを確認したかったのでキルシュベルグのオンラインで購入しました。が、本当は40.5と41.5が一緒にくる予定だったのですが、41.5はイエローが欠品のためホワイトを送りますとの連絡が。
それは良いのですが、届いた箱を開けてみると2足しか入ってませんでした。問い合わせてみると40.5が欠品中とのことで2足だけ送りましたとのこと。
本来は送る時に連絡が欲しいところでちょっとこのあたり不安が残りますね。

で、造りはなんというかペラペラという以外の言葉が見つからない。通常のシューズですと足首や踵周りにクッションがついているんですが、CX301はほぼないに等しい。とにかく余計なものは一切そぎ落としたという感じ。
ですので初めて足を入れた時は安っぽさを感じます。幅についてはEmpire SLXと同じくらいでしょうか?足指の感じもほぼ同じくらい。通常のシューズよりちょっと細目。ソール(ラスト)の反りはスペシャのS-Works6シューズに近い反り具合。写真で見たおおよその予想にたがわずといった感じで違和感ありません。

Boaダイアルを締めこんでいくとペラペラのアッパーが柔らかくフィットします。薄くてしなやかといわれるEmpire SLXよりもさらに薄くさらにしなやかな感じ。Boaのワイヤーのルーティングを見てもらうと分かるように片側6か所左右で12か所とつまりほとんど紐シューズのような締め具合でありフィット感も紐シューズのそれに近い感じ。とは言えアッパーのホールド感(力)という点ではやはりハイエンドモデルの紐や2ダイヤルのシューズには及びません。
とはいえ、熱成型できるBONTよりも個人的にはこういう柔らかいアッパーのフィット感の方が好みです。
足のむくみ等って走っているうちに変わりますからね。

ただ、注意が必要なのが、単純に足を入れてダイヤルをクルクル回しただけだと駄目ということです。詳しくは後述しますが、履くときにちょいコツみたいなものが必要です。それをしないとまぁフィット感及びホールド感は並み程度です。ただ、ちゃんとコツを使って締めこんでやると相当丁寧に時間をかけて結んだ紐シューズには及びませんが、結構近づけることはできます。


かかとのフィット感はギリ及第点というとこでしょうか?BONTの自然なフィット感やS-Works6のアキレス腱をガッチリつかまれるようなフィット感には及びませんが、Empire SLXよりはかなりましというところ。Empire SLXはかかとの部分が広めな上に柔らかいスポンジでおさえるだけなので足を入れた時はいいんですが、負荷をかけて踏み込むと少し左右にかかとがふらつく印象があるんですよね。CX301はかかと部分の剛性は正直あまり高くありませんが、まぁ足が暴れない程度には抑えてくれるというところ。

さて、それでは実際履いての走行感ですが、手持ちのシューズの中ではBONT VaporーSとS-Works6はソールはほとんどしなる印象はありません。
それに対し、Empire SLXとCX301は明確にしなります。ですので脚力等にもよりますが、どちらかというとEmpire SLXとCX301は剛性の高いフレームやホイールの組み合わせの方が活きるんじゃないかと思います。もちろんしなるフレーム等に合わないとは言い切れませんが。

実は私がCX301を買おうと思ったのもそこが一番大きかったのです。昨年途中からチューブラーからクリンチャーを使うようになったのですが、以前のインプレでも書いたようにMavic Cosmic Carbon Ultimateは非常にバネ感のあるホイールで実に気持よく走るホイールでした。このバネ感があるおかげで踏み込んだ時の反力というか硬さというかを吸収してくれるようなところがありました。
カンパのBORA Ultra50も多少しなりがありますが、CCUと比べると雲泥の差です。走っている時の気持ちよさもCCUの方が断然上でまたCCUで走りたいと思っていますが、コンチのGrandprixTTの転がりの良さを知ってしまうとなかなかね。一応VittoriaのCorsa Speedチューブラーも買ったのですが耐パンク性があまりよくないという話が多くて躊躇してます。

でクリンチャーのホイールであるFulcrum Racing Zero Carbon、これも素晴らしいホイールでした。個人的にはBORAよりもずっと出来がいいと思ってます。ただ、TarmacやDogmaに合わせるには硬すぎました。また、R-sysにしたのですが、Racing Zero Carbonほどではないにせよ、まだ硬い。ならばということでシューズでなんとかならんだろうか?ということで白羽の矢がたったのがCX301でした。

じゃあ、しなりのあるGiro Empire SLXでいいじゃないか?という話なんですが、いや、実際いいシューズだと思います。特に使われているカーボンソールが秀逸です。
上で書いたCCUに通じるバネ感のようなものがあり、踏んだ力をしなりで受け止めることで硬さを抑えつつしなりが戻る時に推進力にかわるような感じがあるんですよね。
なので踵のホールドの緩さが返す返すも惜しい。
そういう意味ではGiro Factor Techlaceが気になっています。こちらのインプレだと踵のホールドが改善されているようですし。

それに対し同じしなりと言ってもCX301のしなりはEmpire SLXとだいぶ趣が異なります。
アウトソールはほとんどしならず中空2層構造になっているミッドソール(インソールないと足の裏が触れる部分)がしなります。最初に使った時ミッドソールもあまりしならずこのソール思ったより硬いなと思いましたが30km過ぎから徐々にしなりを感じるようになってきました。

で、このミッドソールなんですが、Empire SLXと違い縦にも横にもしなります。
Empire SLXのソールが大げさにいうと跳び箱の踏切板のように踏んだらポーンと勢いを返してくれるような感じに対しCX301のソールはまぁぶっちゃけただ、しなるだけという感触なんですね。
駄目じゃんと思うかもしれませんが、これはこれで捨てがたい魅力があるのです。
というのもミッドソールがしなることによって足裏のフィット感が増し踏力がペダルに他のシューズより乗りやすい感触があります。インソールが静的フィッティングとするとペダリングのたびに合わせてくれるある意味動的フィッティングとでもいいましょうか?

TIMEのペダルやあまりグニグニ動くクリートだと分かりにくいかもしれませんが、動きの少ないクリートだと明らかにペダルに体重や踏力を乗せやすいのを感じます。
まぁ何度も書きますが体重や脚力、フレームやホイールのしなり具合によってはミッドソールをしならせることができずに効果を感じにくいかもしれません。

ともかくそういう訳で最初カント調整用のシムをはずし最近ではインソールもSolestarをやめてS-Works6についてきたおまけ?の軽量インソールを使ってます。正直インソールなしでもいいんですが、私足の甲がどちらかというと低めということもありインソールなしだと甲とアッパーの隙間が大きくなりすぎるきらいがあるんですよね。ですのでなんでもいいので手持ちで一番軽いインソールにしてみたわけですが全く問題なしという感じ。クリートつけてインソール入れても片側ほぼ200gというえげつない軽さを満喫しています(笑)

ということで、走っていて楽しいのはEmpire SLXですが、CX301も違った意味で大変いいシューズではあります。

では、欠点はないのか?いやいや、もちろんありますとも

まず、BoaダイヤルがL6という点、このL6は軽量で締めこむ時には微調整が効いていいんですが、ちょっとだけ緩めるということができません。ダイヤルを引っ張って全開放しかできないんですね。
ですので、締め込みすぎたという場合にはダイヤルを引っ張って開放→ダイヤルを押し込む→ダイヤルを締めこむという3アクションが必要になります。

次に歩くことがほぼ考慮されません。踵についている滑り止め兼すり減り防止のためのラバーヒール
と言われる部分ですが、まず、小さすぎて歩きずらい、そもそもゴムではなくプラスチック系の材質なため濡れた場所では滑りやすい。一応交換できるようにはなってますが、小さいので減りも早そうです。しかも小さいおかげでソールが傷だらけ。よく歩くという人には向きません。
20170923_172845.jpg 

それから、これはシューズ自体に直接関係はありませんが、黄色という色は紫外線によって退色しやすいんですよね。半年ほど使ったS-Works6もあっという間に色があせてますし、黄色のソックスも
あっという間でした。調べてみると黄色の染料というのは退色しやすく退色しにくい染料だと鮮やかな黄色にならないそうです。ですので黄色のウェアやシューズを選ぶ場合はあらかじめ覚悟が必要です。長く使いたいなら黒か白が無難です。私のCX301もすでに退色はじまってます。

と、長々と書いてきましたが最後にCX301の履き方のコツ
まず普通にBoaダイヤルを締めると何が問題なのか?
単純に締めこんでいくと足首側の方が締まっちゃうんですね。2つ下の写真の数字がワイヤーのテンションとして数字が高い方がテンションが高い状態な訳です。
ダイヤルを回すにつれてもちろん足の前側も締まっていくのですが、それ以上に足首側の方が先に締まってもうこれ以上回せない状態になってしまうのです。

では、それを解消するためにはどうするか?簡単です。ダイヤルを回して締めこみつつ足の指で物をつかむように曲げていく、足指じゃんけんのグーみたいにすればいいのです。この時足の甲でアッパーを持ち上げるイメージで力を入れます。
               P1010299.jpg

すると足先側のワイヤーのテンションが上がり、足首側のテンションは下がるわけです。
2、3度足指を曲げたり伸ばしたりしながらダイヤルを回してワイヤーを締めていくと全体のテンションが均一化されていきます。特に指をグーにした状態からパーに戻す時にダイヤルを締めるようにすると効果大、最後に軽く締めこんでやればオッケー。


   イメージ写真 数字はワイヤーのテンション 左がただ締めただけ
   右が足の指を動かしながら締めた時のものと想像してみてください
P1010296 -1    P1010296 -2


これでフィット感とホールド感がただ、ダイヤルを回して締めこんだだけの時より大幅にアップします。
いわば、紐とBoaの良いとこどりのようなフィット感。しかも緩みにくくなります。
紐シューズでもこれと同じかこれ以上のフィット感は得られますが、そのためには紐を結構丁寧に締めていかないとなりません。その手間と途中で調整したくなった時のことを考えるとね・・・。

もし途中で締め込み過ぎたと感じたら一度Boaダイヤルを引っ張って開放、すぐに押し込んでちょっとだけ締めこんでまた足指を曲げてその後ダイヤルを締めてやればいいのです。

という訳でCX301ですが、フィット感や踵のホールド感等すべてが最高、素晴らしいというものではないけどその分を軽量化にふったという造りな訳です。

ある意味これって凄いことです。そうとう手間暇と知恵を注ぎ込まないとここまでのものは作れないというのは想像に難くない。素晴らしいプロダクトだと賛辞を贈らせていただきたい一品です。

さて、次はほんとはOGKのAero R-1か最近手に入れたカステリのエアロスーツのインプレの予定でしたが、先にTarmac SL6のインプレかな?
特にカステリのエアロスーツは普段使っている(いや既にいたと言った方がいいかな)Raphaのエアロスーツやエアロジャージに比べて明らかに良かったんですが。
Raphaのウェアは2009年頃最初に手を出して以来ほとんどRaphaのウェアしか使っていなかったので井の中の蛙状態だったわけですね。
やっぱりRaphaはゆるポタ向けなんだなと改めて感じた次第です。まぁ季節的に夏も終わりなので忘れなければそのうちに(笑)


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