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2018.01.18     カテゴリー :   未分類

Rapha ProTeam Softshell Jacket VS Castelli Perfetto Jersey VS Rapha ProTeam Insulated Jacket 冬ジャケットインプレ

まぁ、ほぼ9年近く愛用していたRaphaなんですが、昨年より急速にCastelliに鞍替えしつつあります。
まずはなぜRaphaからCastelliになりつつあるのかその経緯から。

画像9 
最初のきっかけはずばりRaphaのフィット感が変わったことでした。明らかに以前に比べルーズフィットになったためです。因みに私は身長176cm、体重は65~68kg、体脂肪率は15%を下回ることはまずないというガチで走っている人からすれば問題外のぽっちゃりさん(もちろん普通の人基準なら太くはない)です。肩幅41cm、胸囲92cm、ウェストななじゅうゴニョゴニョてなとこです。

フィット感が変わったことに気づいたのは2016年に購入したProteam AeroSuitがあまりにも・・・な出来だったことからです。

このエアロスーツはスケスケなんですよ。リンク先の写真はアンダーウェアを着ているのでわからないんですが、まぁ、直に素肌に着て街に出ると逮捕されるんじゃないかというレベル。
かと言って乳首が見えないようなアンダーだとある程度厚みがあり,すけない生地になるため暑いし余計な重量も増えるしでほとんど着用せずじまい。

仕方なく半袖のProteamAeroJerseyのMサイズを購入したのです。それまでProTeamシリーズはずっとMサイズだったので、なんの疑いもなく。

ところがこれ着て走ると下り坂等で風でバタつくんですね。エアロでバタつくとか意味ねぇとか思いつつも長袖も買ってしまいました。これまた当然バタつくんですよね。ちょっとそのころからタイトさが足りないなぁと思ってはいましたが、決定的だったのが、以前書いたようにProTeam Softshell Jacketがモデルチェンジ前のSoftshell Jacketに比べルーズフィットになっていたことでした。縦のサイズは変わってないのに横幅が大きくなっていたんですね。

脇の排熱、通気性のための穴もなくなり強度高めで走ると暑くてしょうがないと現行モデルは改悪としか感じられません。さりとて寒さに強くなったとも思えないですし。何よりSサイズになったことで妙に丈が短くてみっともないんですよね。これで以前のProTeamシリーズよりもルーズフィットになったことを確信しました。

そのため長年慣れ親しんだRapha以外のものを探すことにしたのでした。
まぁ今なら魅力的なブランドも結構あります。PNSとかMAAPとかSASとか。。。
その中で今更感のあるカステリにしたのはなぜかというとですね。

エアロスーツがあり、重量や対応温度が表記されているものが多く、外通なら価格も安いという点でした。重量の表記してるメーカーって素晴らしい。デザイン的にはあのサソリマークが余り好きではないんですけどね。
まぁ新興ブランドもいいけど一度老舗のもの買ってみよう的なとこもありカステリのエアロスーツを買ってみたのが昨年の夏でした。

で、詳しくはまたいつか書きたいと思いますが、これが良かった。空力、涼しさ、快適性すべてにおいてRaphaのエアロスーツを上回っていてちょっと感動したんですよね(フラグ)

で、これはいいということで冬物にちょうどセールで(色によっては)12000円もしなかったこともあり同社のPerfetto Jerseyの長袖を買ってみたのです。サイズはSサイズです。Sigma SportとかMerlin等で安いことが多いです。

最初に言っておくとデザイン、質感はRaphaのSoftshell Jacketの圧勝です。デザインは好みでしょうが、仕上げやジッパーの質感等Raphaの方が明らかに高級感があります。
それからジャージと言ってますが、一般的には明らかにジャケットになります。
脇の下の一部を除いてほぼ全面防風素材ですしね。とは言えカステリがこれにジャージと名付けたのも着て走ってみると分かるような気がします。

重量でいうと実測329gとRapha Softshell JacketのSサイズより30g以上軽量です。因みにカステリの公式ではLサイズ386gとなっています。対応気温は6~15度。
フィット感はというと横幅はRaphaのSサイズと同じかほんのちょっと緩いかも。丈の長さは前も後ろもカステリの方が長いです。前は1~2cmくらい長いかなというくらいですが、後ろの方は5cm以上長いですね。また、襟も1cmくらいカステリの方が高い(長い)。ちゃんと襟の首のあたる部分だけくびれてます。20180117_201951.jpg

腕回りはカステリの方が一回りは細いというかRaphaのジャケットって5~6着もってますが、どれも腕回りが太い。ジャージはそんなこともないのに。
空力的には腕回りの空気抵抗って大きいので早く走るということを考えるとRaphaの方が不利になります。
で、Raphaの長袖って無駄に長いものが多いんですが、Perfetto Longの場合はほんの少し長いかなという程度。海外製だから腕の部分が長いというのは必ずしもといったところ。
下ハンの一番遠くをもってほんの少し余裕がある程度。つまり私にはジャストサイズ。
全般的にRaphaよりもタイト&スリムフィットということが言えます。

ガチで走るわけではない私がルーズに感じるのですから、そういう層にマーケティング的に照準を合わせたであろうRaphaはファッションサイクリスト、ポタリング向けのブランドになってしまったと思わざるを得ません。実際使ってみて私レベルですらスピードを上げると「ん?なんだこれ?」的なアラが見えてくる製品が多くなってきてますし。

で、カステリのPefettoですが着て走ってみるとですね。やはりまたこれがいいんですね。
まず、防風性能という点では正直Rapha Softshell Jacketに劣ります。ほんの少し風を通す素材を使ってます。かと言ってRaphaに比べて極端に防寒性能が落ちるという訳ではありません。
ほとんど同じかほんの僅かに劣るかなというレベル。
気温3度くらいの中5kmのダウンヒルならまぁオッケー、それ以下だと寒くなってきます。
2kmくらいだったらマイナス1度のダウンヒルでも大丈夫でしたが5kmくらだとウインドブレーカー等を羽織った方が無難な感じです。

逆に脇の下が通気性のある生地を使っている上に、脇腹にベンチレーション用のジッパーがついているため逆に暑い方には圧勝です。脇腹のジッパーの取っ手が小さいので冬用グローブで頻繁に上げ下げはしずらいという難点はありますが、開けると結構効果はあります。Raphaだと10度超える温度でヒルクライムとかだと汗だくになりますが、カステリの方は17~18度くらいまではなんとかいける(3~5kmくらいの登りなら)レベル。対応気温の幅がランクが違うというくらいに違います。
メインのフロントジッパーはちゃんと取っ手に安っぽい簡易的なものですが、一応カステリマークのものがついて冬用グローブでもなんとか上げ下げできるようになってます。
もう何度も文句を書いてますが、Raphaの冬用ジャケットは取っ手を若干大きくしているものの頻繁にジッパーを上げ下げするような状況では使いずらいのです。

また、全面撥水生地の上、後ろが長いので雨上がりの一部路面が濡れているところでもしっかり水をはじきます。Raphaだとお尻が濡れてしまうようなところでも大丈夫でした。
このあたりも飾りじゃない実際的な造りになっていることが感じられます。

そしてRaphaとの一番の違いは透湿性。
脇の下の通気性素材、脇腹のベンチレーションでそもそもRaphaよりも汗だくになりにくいというのもあるんでしょうが、このカステリのPerfetto jerseyの素材として使われているGOREのWindStopper生地がいいんでしょう。インナーの乾きがRaphaより圧倒的に速い。
完全防風ではなくわずかに風を通す素材が肝なんでしょうね。なのでジャケットではなくジャージなのかな?と思いました。
今まで私はインナーが重要であってアウターなんてぶっちゃけなんでもいいんじゃね?くらいに考えていましたが、考えを改めました。インナーが最重要というのは変わりませんが、アウターもかなり重要なんですね。インナーがピッチャーだとすればアウターはキャッチャー。

優秀なピッチャーを生かすも殺すもキャッチャー次第というのと同じですね。
昨年はミレーの網タイツかファイントラックの上にクラフトとかモンベルのLWとかミズノのブレスサーモとかを着ていたんですが、Perfetto Jerseyにしてからミレーとかファイントラックが必要なくなりました。クラフトやらモンベルのインナーを直に着ても汗冷えしなくなったためです。
なんだかんだでジャケット自体の軽量性、インナーのためのインナーが必要なくなったので100g近い軽量化になってます。冬は持ち物が増えるので結構地味に効いてきます。

ポケットに関してはけっして大きいとは言えないもののRapha Softshell Jacketの方はポケットにコーティングしているため真ん中と右後ろのポケットの伸縮性が悪く結局容量的にはカステリの方が大きいという感じです。

という訳で、もちろんこまめに温度調整のためにウインドブレーカー等を脱ぎ着きするなら長袖ジャージにジレとかの方がいいんでしょうが、私のように面倒くさがりでいちいちあまり脱いだり着たりを頻繁にしたくない人間にとってはこのcastelli Perfetto LongSleeve Jerseyはかなりおすすめです。

着るものはイタリアものに限るとはよく言われますが改めて自転車用ウェアでもそれを感じた次第。
夏物のエアロスーツにしても冬物のこのジャケットにしてもある程度以上速く、あるいは高強度で走るとRaphaとの差がはっきりとしてきます。開発に携わっている人が分かっているのかあるいは老舗ならでは知見が活かされているのかわかりませんが。

因みにこのジャケットの性能の良さに気をよくして追加で半袖のPefetto Jersey(8600円)とナノフレックスという撥水生地を使ったビブショーツ(これまた8000円台)も買ってしまいました。これだけ買ってもRaphaのSoftshell Jacketのセール価格と大差ないというね。もう、バカらしくてRaphaとか買えません。半袖の方はさらにタイトフィット、丈も前も後ろも少しだけ長袖に比べ短めになってます。下に着るインナーが少ない分、タイトにして空気抵抗を減らそう。防寒性能も長袖ほど必要ないので短くして軽量性を上げようと意図したものと思われます。Assosあたりもそんな感じですので。

因みにビブのパッドは正直RaphaやAssosに比べるとちょっと落ちるかも。エアロスーツに使われていたKiss Air2というパッドは全然気にならなかったのでナノフレックスビブに使われているKiss Air(
2じゃない方)の問題かも、まぁすぐに慣れる?なじむ?くらいの差ではありましたが。

と馬鹿らしくて買えないと舌の根も乾かないうちに買ってしまったのが、Pro Team Insulated Jakectな訳です。いや、もうね、提灯記事なんだろうなと思いつつもこの記事の中にある一文「ウエアでここまで感動したのは久しぶりのことだ」
にやられてしまったわけです。さらに軽量というのにも惹かれました。購入したサイズはMサイズ。
えぇえぇ、わかってます。お前さっきMサイズじゃ緩すぎと散々文句たれてたじゃねーかと。

ではなぜにMサイズにしたか?

先ほどの記事の写真に注目してみてください。上から2番目(製品写真も入れると3番目)のライターさんがスタンディングで乗ってる写真です。カフ(手首部分)が結構長めのグローブしてますよね?それにも関わらずグローブとウェアの間から素肌が見えてます。Raphaのサイトの海外の方のレビューでも袖が短いというレビューがあります。冬用ウェアで隙間があるなんて最悪じゃないですか?

という訳でMサイズを購入、駄目なら交換のつもりでした。
結果としてはこの判断は正解でした。Raphaのジャケットにあるまじき袖の短さ。
Mサイズでもけっこうギリギリです。Sサイズならほぼ間違いなく袖とグローブの間に隙間ができていたでしょう。なんなんですかね?この製品によってまちまちな袖のサイズ感。
意味があるならいいんですが。
当然Mサイズなので横はゆるゆる。下にジャケット着ても着れます。そういう想定なんでしょうか?
ジャケットに上に羽織るために袖が短い?でも袖の手首部分は結構タイト目なんですよね。
驚くのは腕回りの太さ。太ももはさすがに無理ですが、ふくらはぎなら余裕で入るくらい肘から肩にかけての部分が太い。どんな体型の人を想定しているのかさっぱりわかりません。
かなりマッチョで腕が短く手首が細い人?走る前から不安になります。

20180106_143340.jpg 
まぁ室内で羽織ってみてもそこまで暖かい感じはありません。まぁジャケットよりは確かに少しだけ暖かい感じはしますが。まぁサイズが大きめだからでしょう。フィットしないウェアで体とウェアの隙間が大きいと空気が温まらないので寒いんですよね。

ただ、その不安を吹き飛ばして期待させるのが軽さです。実測でカステリのPefettoジャージよりも100g以上軽いのです。軽い上に生地が柔らかいので動きやすい。着ると明らかに軽いし、これで防寒性能がジャケットと同じくらいあって排熱性も優秀ならと期待を抱かせます。

で、実走です。この日は最高気温12度くらいで風が強いという日でありました。
結構な向かい風の中走っていると・・・・バタバタバタバタ・・・・
速度が32km/hくらいを超えると袖がバタついてうるさい。
前を開けると多少ましになりますが、それでもバタつく。下りで踏んで40km/hくらいになるともう
バタバタを超えてブゥオーンと唸るレベル。
うるさくて前を開けると袖がパラシュート状態でエアブレーキ(笑)

音がすると嫌なのが後ろから車等の迫ってる音が全くわからなくなることですね。ある意味安全性にかかわる問題なのです。

気温が下がってくると確かに遮断性の高さは分かります。前から冷たい風が当たっても寒さを全然感じません。このあたりはただの防風素材と格が違います。また登りで前を開けると熱と湿気が一気に抜ける感じもありこの部分は高評価です。

ただ、最悪なのが気温が下がった時の下りです。暖かい季節になにかの拍子に走ったりして暑くなってシャツの前をつまんでパタパタさせた経験は誰しも一度や二度はあるはず。
なんのためかって?熱い空気を排出して冷たい空気を取り入れるためですよね?
ウェアがバタつくとそれと同じことが起きるわけです。しかもこのPro Team Insulated Jakectは背面が通気性素材な訳です。パタパタはためくと後ろから暖かい空気が逃げ代わりに冷たい空気がはいってくるんです。3度ほどの気温の2kmほどの下りでもう寒くてたまりません。うるさい上に寒いというね。帰ったら速攻オクに流すことを決意しました。
私のRapha歴の中でも最短で嫌になった製品です。
あ、因みにCity系の製品はそう悪くないですよ。通勤に使ってますが、耐久性も高く、まぁ通勤程度の距離とスピードならそんなに不満もありません。パンツなんてもう3年くらい使ってますが全然大丈夫。さすがにちょっと色褪せしてきたのでセールで買い替えましたけど。
ただしWool Coatはやめた方がいいです。ちょと動くたびにパサパサとビニールシートみたいな安っぽい音がします。バタつきとは違いますが、うるさいです。

おっと話をもとに戻しましょう。これジレの方だったら評価はもっと違ったものになったかもしれません。このジャケットにしてもちゃんと意味のない腕回りの太さと袖の長さを修正して仕立て直せばかなりいいものになったでしょう。素材は悪くないので。
もちろんゆるポタなら悪くないと思います。30km/hくらいならバタつくこともないし。


この記事を書いたライターさんも乗っているのがキャノンデールのSLATEなので風の強い日の向かい風でそんなにスピードも出なかったし、下りも舗装路ではなかったためにスピードも出なかったんだろうという好意的な解釈はできなくもありません。

それでも一言わせていただきたい。「ウエアでここまで幻滅したのは久しぶりのことだ」と。





























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すごくためになるインプレをいつも拝見しています。
私の場合、アソスからカステリになってきまして、去年の夏は
ずっとカステリのエアロスーツで快適でした。パッドも想像以上
に良くてびっくりしました。アソスも良いのですが、着心地は
カステリのほうが良い感じです。ただ、耐久性はやっぱりイタリア
製は弱いですねwカステリもスポーツフルも同じような期間で
大体ボロボロになりました。アソスはその辺とても頑丈ですね。
ラファも気になっていたのですが、今回の記事等でとても参考に
なりました。
返信が遅くなり申し訳ありません。

カステリいいですよねぇ。カステリはやたら製品数多いのに(いまのとこ)どれもちゃんと走りこんでる人が開発やテストに参加しているなというのが分かります。

エアロスーツほんとに快適です。
耐久性は問題あるんですね。まぁでもRaphaやASSOSの半額以下くらいで買えるから「ま、いっか」という感じです(笑)

やはりこだわりを捨てて色々試してみることも必要だなと今回のウェアで感じました。

ともあれありがとうございました。




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