2012.08.31     カテゴリー :   パーツ

それは軽い失望から始まった

新しいシューズを買いました。SidiからもSPECIALIZEDからも来年度版の新製品が出るこの時期になんですけど。
Sidiの新製品がどのくらい軽くなっているのか、そして、片側200gを切るとも言われるスペシャの新製品の方も気になる存在ではあります。

新しいシューズはBont Vayporです。残念ながら、SpeedPlay専用のS1と言われるモデルではなく、通常モデルの方です。どうしてかって言うとですね。ズバリ安かったからです。なんだかんだで17千円台で購入できましたから。海外でS1を購入できるならいいのですが、さらっと調べた限りなさそうです。国内で買うと45千円以上もします。
それに調べてみると通常モデルとS1とで思ったほど靴底の厚みや重量に差がなかったからです。
S1だとクリートと止めるネジを靴底に埋め込まなければならないため、靴底が厚くなりそれにともなって重量も増えるとのことなのです。私が調べた限りではS1にクリートをつけた場合と通常モデルにアダプタを使ってつけた場合とで厚みで1mmあるかないか、重量も10g前後しか差がありません。

色は残念ながら、白と黒しか選べず、無難に黒にしました。サイズは42です。
以前試着した時にぴったしそうだったので。
RX-100 039


重量は右側235.8g左側238.4gでした。(標準インソール込)
Sidiは実測314gもありましたから結構な軽量化です。SpeedPlayのアダプタをつけてクリートをつけても
右側297.2g左側298gとクリートをつける前のSidiのErgo3よりも軽いのです。

Bontはもともとソールも公称3.6mmと相当薄いので、アダプタとクリートをつけてもSidiErgo3SpeedPlay
専用モデルと変わらないかむしろ薄い感じです。

Bontの特徴は熱成型できることなので、早速、イル・クオーレさんというショップに持ち込んで、成型してもらい
ました。正直自分でとも思ったのですが、実際作業の様子をみるととても自分でできるとは思えません。
店員さんが床に寝そべって靴をおさえこんでいるのです。

まぁ、そんなこんなで足にほぼぴったりのシューズの出来上がりです。とはいえ後日自分で微調整は行いました。
足の大きさって朝と昼以降あるいは走り始めとある程度走ってからでは結構変わるのに大丈夫かなと思っていましたが、杞憂に終わりました。結局足が靴に当たる部分って骨等が多くそこはさすがに変わらないのでラチェットやベルクロで調整できる範囲で済んでしまうようです。

※9/4追記
私の場合、SidiでもスペシャでもパールイズミやDMTでもサイズが合えば横幅は余裕で入るくらい足の横幅は
狭い方です。その私でさえ、Bont Vayporでは成型前だと若干窮屈なくらいです。ですので例えばSidiのメガ等
の幅広シューズでないと駄目な方だと厳しいとおもいます。そういう方は素直にアジアンフィットと言われる若干
幅広のタイプのものを使う方がいいでしょうね。熱成型で多少融通効くとはいえ、せいぜいハーフサイズにも
満たないくらいの調整しか無理とのことですので。

さて、Vayporの印象ですが、正直たいしたことはないなぁというのが最初の印象です。
調べてみると皆さん合言葉のように硬い、硬いとおっしゃるんです。
実際、硬いんです。しかしアダプタをはさんでいるせいでしょう。ペダルを踏む面のカッチリ感はSidiの方が上です。ただ、踵やつま先等のカッチリ感はVayporの方が上なので、妙に違和感があるんですよね。
一番の違いはアッパーのカッチリ感ですね。Vayporはアッパーも熱成型できる素材でできていてアッパーも
Sidiやスペシャ等と比べると格段に硬いです。
そのせいか引き足の感じはVayporの方が上ですね。

基本的には熱成型のおかげで足がどこかにあたって痛い感じはほとんどありませんでしたが、長距離を乗るとずっとカッチリとホールドされているせいか痺れてきます。それをほっとくと痛みに変わりますが、ラチェットを緩め引き足を意識しながら回していくと痛みはなくなります。

本来通常のシューズからVayporへ変更したなら、もっと驚きや感動は大きかったのでしょうが、Sidi Ergo3SpeedPlay専用モデルからの変更だとまぁ、多少良くなったかなぁという程度です。
とは言え、片側70g以上、両足で150g近く軽量化は大きいですね。フレームやコンポでそれだけの軽量化しようと思ったらいくらかかるかと考えるとコストパフォーマンスは良いと思います。

ただ、通気性は最悪ですね。他のシューズ比べてメッシュ等は圧倒的に少ないので、蒸れます。特にこの時期は最悪ですね。

このシューズ(あるいは専用シューズ)とSpeedPlayの魅力はなんと言ってもスタックハイトの低さでしょう。
靴底とペダルを合わせても15mm以下のスタックハイトで済みます。
基本的にクランクは長いほど有利です。しかし長いクランクを回すにはスキルと筋力が必要となります。
問題となりやすいのは上死点と下死点、中でも上死点が問題となりやすいのですが、スタックハイトが低いと
この問題をクリアしやすくなります。どことは言いませんが、他社のペダルだと下手するとペダルのスタックハイトだけで、14~15mmくらいになったりもします。それらのペダルと比べたら長いクランクを使いやすい
のが魅力ですね。172.5mmと170mmのクランクとで悩んできましたが、平地では明らかに172.5mmの方が
恩恵を感じます。ヒルクライムでも長いクランクの方が有利なはずなんですが、こちらに関してはなんとも言えないところがあります。むしろ170mmの方が有利と感じる部分も多くて迷うところですが、それに関してはあくまで感覚的な差でよくわかりません。とは言え、700~800mの極短い坂をクランク長を変えて3本ずつタイムを測ってみました。日にちを変えて計9回ずつやってみた結果、平均タイムは長いクランクの方が良かった(とは言え、
誤差レベルの差ですけど)ので172.5mmを使うことにしました。
RX-100 0022

というわけで、近いうちにRotorのクランクとQ-ringsのインプレを行いたいと思ってます。

また、話は変わりますが、Canyon Ultimate CF SLXとWH7900 C24TLで久々に180kmほど走ってみましたが、
やはりこの組み合わせは素晴らしいですね。RXRSと乗り味は相当違いますが、乗り心地もなかなかですし、
意外に足もRXRSに劣らずもちます。唯一残念なのが、見た目が地味すぎることですかね。

しかし、フレームとホイールの組み合わせって難しいですね。他のホイール(FFWDやZIPP)に買えた時には
悪くないなと思うんですが、WH7900に戻すと明らかによく走ります。
もう少しかっこよくて同じような性格のホイールがあるといいんですけど。

それにしてもDura9000系ホイールは各社続々対応フリー等を発表しているというのに、肝心なシマノが対応フリー等を出さないなんて、おかしな話ですよね。
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こんばんは

Bontのシューズは、方々で良い噂を聞きますが、やはりシューズは足との相性なり好みがありそうですね。成形できるというのが驚きましたが、何か熱みたいなもので柔らかくしておいて押しつけるなどあるのでしょうか??ちょうと成形というワードに興味がでてきました。
現在S-worksを使いつづけていますが、もうちょっと他のシューズも試してみたいなと。

WH7900-C24ってどうみてもコスパ最強ですよね。日本製品らしいもっとも素直なホイールで軽くて、反応も良くて、まさに優等生ホイールですよね。ディープって実は要らないんじゃ無いか?と私も思うことが多く(笑)、ローハイトホイールって魅力を感じますよね。
> Spacewalkerさん、ありがとうございます。
> Bontのシューズは悪くないですね。先日改めてSidiのシューズを履いてみましたが、やっぱり、足に
> ピッタリのBontのシューズはいいなと思いました。何よりもバックルを全く締めなくても普通に乗れちゃいます。
> とはいえ、通気性はもう少しなんとかして欲しいとは思います。
> それと、つま先の部分のホールド感はスペシャのシューズの方がいいかもしれません。
>
> あと、熱成型ですが、Bontのシューズは70度の温度で20分温めると柔らかくなります。そこでシューズを
> 履いて抑えこむとキツイところは拡がって抑えているところはピッタリとします。微調整くらいは湯煎で
> 自分でできますが、基本的な成型はある程度経験のあるショップに任せた方がいいと思います。
>
> WH7900はほんとにいいホイールだと思います。ホントにシマノは見た目が残念な製品が多いのが
> 大きな欠点ですね。ただ、RXRSにはZIPPの方が相性はいいとおもいます。CanyonにはWH7900。
> フレームとホイールの相性も難しいですね。




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