2014.07.24     カテゴリー :   Dogma F8

PINARELLO DOGMA F8 VS Colnago C60

7/29追記:ちょっと乗り心地の面で私のイージーミスによる訂正があります。
詳しくは次回のエントリーで。DOGMA F8乗り心地はC60と比べても悪くないです。すいません。



DSC01983.jpg

PINARELLO DOGMAF8

Frameset: Pinarello F8 Size530
Headset: Pinarello integrated, 1 1/8-to-1 1/2in tapered
Stem: DEDA Deda - Superleggero 110mm
Handlebars: DEDA Deda - Superleggero 420mm(外ー外)
Brakes: Shimano Dura-Ace BR9000
Shift/brake levers: Shimano Ultegra 6070 Di2
Front derailleur: Shimano Ultegra Di2 FD-6070
Rear derailleur: Shimano Dura-Ace Di2 RD-9070
Cassette: Shimano Ultegra CS-6800 11-28t
Chain: Shimano Dura-Ace CN-9000
Crankset: Rotor 3D, 172.5mm
Chainrings: Rotor Q-rings 50-34
Pedals: Speedplay titan
Wheels: Zipp303(Front) 404(Rear)
Tyres: Continental Sprinter22mm
Saddle: Specialized S-works Romin
Seat post: Pinarello Air8
Computer: Garmin Edge 800
Bottle cage: LifeLine Professional Carbon Bottle Cage
Other accessories: Sram Garmin mount (blacked out)
Other accessories: Berner oversized derailleur pulleys
BarTape:Lizard Skins DSP 1.8


この仕様で6.72kg(上記のものEdge800以外全て含む)
似たような構成のCannondale SuperSixEvoに同じホイールを履かせるとほぼ6.2kg切るぐらいなので500gは
重い計算になります。持つとずっしり。フレーム200gフォーク100gシートポスト100gくらい重い?
でもまだ計算あわんぞ(汗)
まぁ、BernerのリアディレイラーとかDi2用のサテライトスイッチとかバーテープも若干重いとか細々したもので
100gくらい?まぁ、いいや(笑)

ちなみに初日よりブラケットカバーを黒にサドルは同じものですが、色違いの黒にと超絶面白味のない見た目に
成り下がりました。
あと、ステムを10mm伸ばしてハンドルを5mm上げました。


では、改めて乗った印象を。そして近所のショップで試乗したColnago C60との比較インプレを。
今回はちょっと、、、いや、かなり長文になります。語らせてもらいます。語らずにはいられません(涙)

どうしてかって?正直、今改めて好きなバイク買っていいよと言われたら、Colnag C60買うかもしれない。いや、買うな(笑)それくらいColnago C60が良かったってことですよ。

まず、見た目。もうC60圧勝。試乗したのはちょっとスローピングしたモデルですが、オーソドックスなフォルムのC60と
いまどきのエアロバイクなのでやはり他のエアロバイクと似通ってしまうDOGMA F8。
まぁ、フォルムはいいんです。私けっこうDogma F8のフォルム嫌いじゃないので。
問題はカラーリングというか塗装ですね。もうね、優劣を比較というか同じ土俵に載せること自体間違いだろっていうくらい
Colnago C60の圧勝。分かってはいたんですけどね。やっぱり実物見るといいですね。
とはいえ、これはDogma F8には酷な話。他のメーカーのバイクでもここまでの塗装のものはまずないでしょうし。
DSC02044.jpg


さて、肝心の乗り味を比べてみましょう。まずはDogma F8
漕ぎ出しは軽いです。C60にしてもNew Tarmacもそうですけど、最近のバイクはパリパリに乾いた感じの感触って少ないんでしょうか?
DOGMA F8もちょっとしっとり系の踏み味。
漕ぎ出しは軽いと書きましたが、まぁなんというかちょっとした電動アシスト自転車並みにぺダルが軽いんですよね。
あまりにも抵抗なくペダルが回るので慌ててギアを重くしてなんてやってるとあっという間に30km/hくらいまでスピードが
あがっちゃいます。この加速感は今までに体験したことがない加速感。ただ、ここは好き嫌いが分かれるところ・・・かな?あまりに抵抗感なくペダルが回ってしまうので、手ごたえ(この場合脚応え?)が物足りない。かと言ってスカスカな感じはないんです。この軽いギアで回して行くときの表情と重いギアをかけて踏んだ時のバイクの持つ表情のギャップがかなりあります。Bernerのリアディレイラーをはずすともう少し普通の感触に近づくかもしれません。いずれにせよ、俺ってばはえぇんだぜ的なこれ見よがし的な速さ。

対してC60。このバイクも加速は速いですね。シートの高さだけ合わせたものの明らかに私の適正よりもワンサイズ小さい
サイズの上に微妙にあっていないポジション。もちろん、Rotor Q-ringsRotor Q-ringsもBernerのリアディレイラーもついてませんが、それでも速いのは分かります。正直新型のS-Works Tarmacではこの二台には加速では及ばないでしょう。
比較すればDogma F8の方がわずかに速いんですが、ノーマルリングにリアディレイラーも普通のにすればいい勝負かも。加速の仕方はかなり違ってリニアに加速します。Dogma F8のように脚がペダルに追いつかない的な加速ではありません。


そしてこの2台、かなり硬いんだと思います。思いますってのは、脚へのあたりの優しさが相当なものなのです。
TIME RXRSやCannondale SuperSixEvoもかなり脚へのあたりは優しい方だと思いますが、それらと比較しても全く遜色ないのです。なのに硬い。硬いからしなったりたわんだりする感触もありません。Dogma F8に至っては納車後既に500km以上乗り込んでもなにがどうしたらこうなるのか全く分かりません。今まで硬い=脚へのあたりも強いでしたから。
そして硬いので重いギアをかけて思いきり踏みつけてもほとんどしなることなくどっしりとした感触を伴いながら加速します。つまり回しても踏んでも反応がいいってことです。重いギアをかけて踏んだ感触はかつて試乗したDOGMA2の乗り味を彷彿とさせます。土壁を蹴飛ばすような感触。ただDOGMA2よりはもう少し乾いた感じではありますが、踏んだ分のトルクがそのままホイールに伝わるような感触です。60km/hまでの加速が速い、速い(当たり前ですが当社比ですよ)

Colnago C60についても硬いのに優しいのは一緒です。この2台に乗っちゃうとね、もうフレームをしならせる意味ってなくね?ってあながち言い過ぎではないような気がします。いや、きっとDogma F8にしてもColnago C60にしてもしなっているんでしょう。ただ、しなりが僅かなのとしなりきったあとの戻りがはやすぎて私が気づかないだけかも。試乗車のホイールはフルクラムのRacingZero。はい、剛脚さん御用達のホイールなんですけどね。その硬いホイールをもってしても硬さは感じません。
ただ、ホイールのせいかどうかは分かりませんが力を吸われるのはColnago C60の方かも。もっと乗り込まないと分からない部分ではありますが。

試乗した日は35℃をゆうに超える暑い日なので、目いっぱいまではいかず55km/hくらいまでを何度か加速してみましたが、40km/h超えたあたりからの伸びは正直Dogma F8の方が上です。まぁ、Dogma F8はディープリムホイールなので明らかに有利なんですけどね。もしかしたらフレームのエアロ効果も若干寄与しているかもしれません。

巡航性能も明らかに今まで乗ったバイクの中でも高いです。2台ともに。そして登りでも結構体感できます。ただ
C60の方は3~5%くらいの短い坂しか登ってませんけど。
おかげでF8の目玉のエアロ性能は全くわかりません。単に巡航性能がいいだけなのか、エアロ効果なのか区別がつかんのです。まぁ、下り坂ではやはり風切音とスピードが違うので多少効果はあるのでしょう。

Dogma F8は振動吸収性については私は余り素材でどうこうしていないような気がします。もちろん全くないわけではありませんが、吸収しているというよりフレームを変形させて逃がしている感じの方が多い気がします。その最たるものがトップチューブ。
ここは明らかにしなってます。
とは言え、素材でどうこうしていないのでフロントの突き上げは結構大き目にきます。
逆にリアの乗り心地は結構良いのでちょっとそのギャップの大きさがきになります。
Dogma F8の数少ない弱点というとここかなという気がします。ヘッドとトップチューブの接合部が若干弱いかと。

RXRSもここが弱くてインプレで下りでフレームがよれる感じがすると書きましたが、Dogma F8についてはそんなよれる
感じはありません。ただ、振動がヘッドの上の方に集中してくるような印象があります。ちなみにTIMEは新型のZXRSで
ヘッドとトップチューブの接合部を強化したようですので、下りはよくなっているんじゃないかな?
振動の減衰自体は早く大きな衝撃が入っても車体がふらついたりはしません。
このあたりSuperSix Evoと比べると路面を舐めるように追従していくのはEvoの方。ただEvoのインプレでも書きましたが
大きな衝撃が入るとちょっと車体がふらつくきらいがあります。F8は衝撃をほぼ一撃で収めるので安定感は高いです。

DSC02045.jpg

Colnago C60については特にフロントセクションの乗り心地は上です。こちらのほうがDogma F8より乗り心地いいです。
7/29追記:すみません。同じくらいかDogmaF8の方がほんのわずかいいかもに訂正させてください。

まぁ、タイヤやホイールが違うので一概には言えませんけど。特にコンチのチューブラータイヤは乗り心地の悪さには定評ありますので。ただColnago C60の方はフレーム全体で衝撃をいなすのが非常に上手いと感じました。なんの変哲もないストレートフォークなのにね。ONDAのうねるように曲げるフォークの意味ってなに?って考えちゃいました。


コーナリング性能については重心が高めのEvoに対しF8は明らかに重心が低めです。ですが、Evoは路面追従性が高いので重心が高めでもあまり怖くありません。その分ひらりとかふわりという感じでコーナーをクリアしていきます。
ほんのわずかにアンダー傾向かな。
対してF8は重心低めならではの安定感があります。すごくニュートラルでスムーズにコーナーをクリアしていきます。
このあたりは好みですかね。どちらも高レベルです。
Colnago C60についてはコーナーリングというほどのもんではありませんが、重心低めでこれまた安定感はあります。
ただね、Colnago C60の何が驚いたって、その安定性。特に直進安定性ですね。

Dogma F8が異色の反応性と加速性を持ち味とするなら、Colnago C60は加速性のよさと異次元と言える安定性が
特色ですね。最初に乗った印象がこのバイク磁石で地面にひっついてる?というものでしたから。
もしかしたらバイクから降りて手を放してもこのバイクは倒れないんじゃないか?と3秒くらい真面目に考えてしまったほど。
もうね、路面追従性とかってレベルの話ではないくらい、異次元な乗り物。
そして直進安定性ときたら!

今までの直進安定性っていう概念をリセットなんて言葉じゃ生易しいくらい覆されました。まるでなんの悪意もない幼い子供にためらいもなく根っこから引っこ抜かれて投げ捨てられてしまったかのよう。あとに残された私はただ、ただ茫然とするばかり。
今まで乗った数々のバイクと比べても身を任せる安心感が違いすぎます。これね、初心者にこそ乗ってほしい、いや乗るべきバイクだという気がします。あるプロカメラマンの話ですが、コンデジ(コンパクトなデジカメ)=初心者向け。一眼レフ=熟練者あるいはプロ向きと思われてる節があるけど、実は初心者こそ一眼レフを使うべきなんだって言っていのを思い出します。ピント合わせにせよ、操作性にせよ動作がもたつかないしストレスがない。色や明るさの調整だって安定してる。
絶対一眼レフの方が楽だし安心だよねって話で、すごく説得力がありました。いや、直進安定性の話なのに話がまっすぐに進みませんね(笑)
話を戻すと直進安定性が高いからといって曲がらないとか微塵もないのもまた凄い。
Dogma F8ほどクイックではないけどすいすい曲がります。この直進安定性を体験しちゃうとThink Asymmetricって
意味あんの?って感じ。


DSC02000.jpg

登坂性については回しても踏んでもいけます。高い巡航性能を持っているのでEvoと比べても重量のハンデはほとんど感じません。ただし斜度のきついところをシッティングで行くのはEvoの方が楽かも。慣れかもしれませんが、Evoの方がリズムを取りやすい。しなるフレームの方が微妙な斜度の変化に寛容なところがありますから。
ここはColnago C60については割愛。ろくに登ってないですし。ただ、緩斜面だとDogma F8と並んでいい感じです。

ダンシングに関してはEvo最高みたいなことをEvoのインプレで書きましたが、すいません。F8最高に宗旨替えします(笑)
Evoをはじめとしたしなるフレームだと体重をかけてしなりきったところで力を入れる、要するに跳び箱で踏切台がしなりきったところでジャンプするのと同じなんですが、F8の場合基本しならないのでそのまま力をいれるとそのままぐいっと伸びていきます。体重をかけるだけのダンシングでも結構進みます。しなるフレームだと体重をかけるだけだとほとんど進まないのですよね。なので同じダンシングでも明らかにF8の方が長い距離をダンシングできます。これはちょっとダンシングが楽しいフレームです。DOGMA F8の映像でやたら、チームスカイのC・フルームがダンシングをしているのですが、そういうことかという気がしました。気持ちよい、だけでなく楽しくもある。
そしてこれに関しては数少ないColnago C60にまさる点。
Colnago C60だって悪くないですよ。Dogma F8乗ってなきゃ最高って言ってったでしょう。
ただ、Dogma F8に比べるとダンシングの時フロントセクションが硬すぎるきらいがあります。もしかしたらDogma F8の
ヘッドとトップチューブの接合部が気持ち弱いのはわざと?というのはうがちすぎ?

DSC01982.jpg
見づらいけどバーエンドキャップはチネリの余り物。右と左で模様?が違います。こんなところでささやかなThink Asymmetric(笑)
レースだったら、迷わずDogma F8恐らく、いや多分、きっとあるであろうエアロ効果を期待して。反応も速いしね。
ロングライド、ツーリングからレースまでオールラウンドならColnago C60と無難に締めくくっておきましょう。

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